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98 高知論叢 第93号Third Work life Balance Employer Survey, 2007, Great Britain, p. 27図表1 フレキシブル・ワーキング制度の導入と利用7915251122159259554174260102030405060708090100事業所(%)制度あり....

98 高知論叢 第93号Third Work life Balance Employer Survey, 2007, Great Britain, p. 27図表1 フレキシブル・ワーキング制度の導入と利用7915251122159259554174260102030405060708090100事業所(%)制度ありパートタイムジョブ・シェアフレックス・タイム圧縮労働時間制期間限定労働時間短縮在宅勤務過去12ヶ月以内に利用者ありついては利用実績のある事業所が年々増えている。とくに近年の増加はTheFlexible Working Regulations 2002の成立と施行による育児期の利用増の影響と考えられる。 つぎはフレキシブル・ワークが女性の多い職場でより利用度が進んでいる様子をみたのが図表3 であり,従業員のうち女性が50%未満の事業所と50%以上の事業所のあいだで過去2 回の調査結果の推移をみたものである。全体的に女性が過半数以上の事業所で利用実績のあるところがより多いという結果になっている。とくに「パートタイム労働」「ジョブ・シェアリング」「期間限定労働時間短縮」は女性の多い職場で利用が進んでいる。このことから,現状ではフレキシブル・ワーキングの利用が性別に関係していることがわかる。 つぎに,「育児」「定年前に向けた準備(Run up to retirement)」「高齢者介護」の3 つの理由ごとに,労働時間短縮の申し出が認められる可能性について,