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日本における金融CSRの現状と活動(4) 41醵金活動により,社会福祉等の分野で活動するNPO・NGO 等への支援・プルタブ回収運動を通じた医療機関・施設等への車イスの提供・書き損じハガキ等の収集キャンペーンの継....

日本における金融CSRの現状と活動(4) 41醵金活動により,社会福祉等の分野で活動するNPO・NGO 等への支援・プルタブ回収運動を通じた医療機関・施設等への車イスの提供・書き損じハガキ等の収集キャンペーンの継続的な実施・地域の清掃美化活動の実施・体操教室の継続的実施を通じての地域の子ども達の健全育成・「チームマイナス 6 %」への参加による環境保全活動及びそれに伴う啓蒙活動等。○ 以下をはじめ,社会福祉分野を中心に社会貢献活動を実施。『ふれあいコンサート』『配食運動』等の社会福祉活動の実施,新入学児童への交通安全キャンペーンの一環として傷害保険付ワッペン贈呈事業への参画,財団法人等を通じた健康・福祉・高齢者・文化に関連した事業の実施,従業員による募金を原資とした社会貢献活動基金を創設し従業員のボランティア活動への助成,従業員が参加するNPO への助成等を実施。○ 財団による取組み: 社会福祉に関する財団法人(S32設立)・健診事業-総合健診システム(人間ドック)・育英・研究助成事業-海外医学生研究助成事業・各種団体との連携事業-介護セミナー,NPO 活動支援・文化事業-クラシックホール・その他-聴力障害者の無料健康診断。健康増進に関する財団法人(S60設立): ・フォーラムの実施・シニア層を対象としたセミナーの実施・家族向けのウォーキングイベントの実施・保育園・幼稚園児への絵本の読み聞かせ・NPO・ボランティアへの助成。○ 福祉,美術,環境の 3 つの分野を中心に, 2 つの視点から社会貢献活動に取り組んでいる。一つ目の視点は,「企業として行う社会貢献活動」で,社会など幅広いステークホルダーに価値をもたらすと同時に,グループの企業価値向上も目指す。具体的には企業財団(記念財団,美術財団,環境財団)を通して,美術館の運営を中心とした芸術・文化活動や福祉・環境関連のNPOへの助成活動,環境問題に取り組む人材の育成などを行っているが,いずれの活動においても高い専門性を持ったNPO との協働が特徴となっている。二つ目の視点は,「社員一人ひとりが行う社会貢献活動の支援」で,社員が社会活動に自主的に参加し行動できるよう,社員のボランティア組織である「ちきゅうくらぶ」を1993年に設立し,全国各地で「車いすの清掃活動」や「障害者向けのパソコン教室の開催」など,地域のニーズや特性に合った活動を行って