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1 論 説金融機関の社会的責任活動(金融CSR)についての調査と評価(2007)  高知市所在銀行に対する学生による金融CSR 評価の試み  紀  国  正  典    はじめに 本稿は,私の専門演習ゼミに所属する....

1 論 説金融機関の社会的責任活動(金融CSR)についての調査と評価(2007)  高知市所在銀行に対する学生による金融CSR 評価の試み  紀  国  正  典    はじめに 本稿は,私の専門演習ゼミに所属する3年生ゼミ生が主体的に取り組んだ研究調査活動の報告書である。この研究調査活動の意義と目的については次章に述べた。本稿の注記3でも詳しく解説したが,この取り組みは,当初,演習授業における教育方法の改革を意図してのものであった。しかしこれを続ける内に教育活動としての成果だけでなく,金融の公共性と社会的責任金融教育という点での社会的意義を確認できたので,これまでそれらを本学会誌に発表してきた。今回の研究調査報告書についてもそのような意義と成果を見い出したので,学生諸君の了解を得てここに公表することにした。 この研究調査活動に加わり報告書作成に奮闘していただいた学生諸君は,安藤誠二君,斎藤浩志君,習田洋平君,鈴木一平君,花田香苗さん,矢野大樹君の6名である。掲載を快く承諾していただいた学生諸君に,謝意を表するものである。ただしその内容についての責任は,指導して監修した紀国にある。 以下,その報告書の全文である。ただし残念なことであるが,学生の努力の結晶である報告書巻末の「参考資料:高知市所在銀行の金融CSR 取り組み一覧表(銀行ホームページ調査より:2008年6月17日締め切り)」は,掲載枚数に制限があるのでカットせざるを得なかった。高知論叢(社会科学)第94号 2009年 3 月