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金融ユニバーサルデザイン(上) 33SEC に法制化要望」2007年10月11日付け,日本経済新聞「銀行選び『環境』基準に:NGO や自治体,預金者に働きかけ:ネットで参考情報提供」2008年 7 月 9 日付け。 金融機関のCSR....

金融ユニバーサルデザイン(上) 33SEC に法制化要望」2007年10月11日付け,日本経済新聞「銀行選び『環境』基準に:NGO や自治体,預金者に働きかけ:ネットで参考情報提供」2008年 7 月 9 日付け。 金融機関のCSR 取組み状況についての調査と評価を試みたものが次の拙稿である。紀国正典[2006]「金融情報に対する金融機関の社会的責任意識の調査と評価(2005)―高知市所在金融機関のディスクロージャー誌とホームページの比較検討―」,紀国正典[2007~2008]「日本における金融CSRの現状と活動(1)(2-1)(2-2)(3-1)(3-2)(4)―金融庁「金融機関のCSR 実態調査」のCSR 事例分析(銀行編)(信金・信組・労金編)(証券会社等編)(保険会社編)―」,紀国正典[2007]「顧客勧誘方針に対する金融機関の社会的責任意識の調査と評価(2007)―高知市所在金融機関の顧客勧誘方針の公表状況と内容の検討―」,紀国正典[2009]「金融機関の社会的責任活動(金融CSR)についての調査と評価)―高知市所在銀行に対する学生による金融CSR 評価の試み―」。18) 食品を始めとする商品の悪質な偽装表示や不当表示,エコ偽装表示そして偽装開示が相次いだのを受け,次の報道にあるように,基準の監査や監督権限の強化,法令改正,認証方法の厳格化などの改革作業が行われるようになってきた。日本経済新聞「『食の安心・安全』対策原案:食品表示の法令一本化:国民生活審:苦情分析に専門官」2008年 2 月14日付け,日本経済新聞「ISO 認証審査厳格に:企業の偽装相次ぎ信頼低下:顧客満足など実効性を重視:国際機関改革案」2008年 1 月11日付け。 2004年 3 月期から上場企業について,経営に与える影響の大きいリスクについての情報開示が義務づけられた。しかし次の報道にあるように重要情報の開示がなされていなかったと批判されている。日本経済新聞「非開示のリスク表面化:為替・資金繰り…問われる企業の姿勢」2008年12月11日付け。19)誰にとっても「みえること」「わかること」に向けての改革は,次の報道にあるように金融以外の分野でも続いている。日本経済新聞「サイト上の財務諸表:加工・分析しやすく:専用用語の使用:企業に義務付け」2007年 6 月10日付け,日本経済新聞「予算『見える化』日本版へ議論:諮問会議,米国をモデルに」2008年 4 月23日付け,日本経済新聞「判決文わかりやすく:『未必の故意』など用語言い換え:最高裁報告書」2008年11月12日付け。他方,その実態が「みえないこと」「わからないこと」が,貧困を加速しているとの指摘がある。湯浅誠[2008]『反貧困―「すべり台社会」からの脱出』。参考文献(書籍文献資料)エイミ・ドミニ(山本利明訳)[2004]『社会的責任投資:投資の仕方で社会を変える』木鐸社.秋山をね[2003]『社会的責任投資とは何か:いい会社を長く応援するために』生産性出版.