096号

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139 資 料スティーブン・リーパーさん講演会―― 世界反核平和運動最新報告 ――岩  佐  和  幸  講師紹介と講演概要 2009年 6 月 6 日(土),高知大学朝倉キャンパス212番教室にて,スティーブン・リー....

139 資 料スティーブン・リーパーさん講演会―― 世界反核平和運動最新報告 ――岩  佐  和  幸  講師紹介と講演概要 2009年 6 月 6 日(土),高知大学朝倉キャンパス212番教室にて,スティーブン・リーパーさん([財]広島平和文化センター理事長)の講演会が開催された。同講演会は,高知大学人文学部と高知大学経済学会の共催によるもので,「平和と軍縮」授業担当の山根和代,青木宏治,岩佐和幸を中心に企画・運営を担当した。当日は,平和問題に関心のある高知大学の学生や大学院生をはじめ,一般市民を含む約90名が会場に集まり,日本語で直接語りかけるリーパーさんの講演内容に熱心に耳を傾けた。なお,当日の模様は,翌日の高知新聞等でも報道されている1)。 最初に,スティーブン・リーパーさんの略歴を紹介しておこう2)。リーパーさんは,1947年米国イリノイ州生まれ。初来日は1948年で, 幼い時に父親の仕事の関係で滞日経験がある。ちなみに,父親のディーン・リーパーさんは,1954年 9 月に起きた青函連絡船「洞爺丸」の海難事故の際,救命胴衣のヒモが切れた少女のために自分の胴衣を与え,最後まで女性や子どもの援助にあたり,高知論叢(社会科学)第96号 2009年11月1 「) リーパー理事長 高知大で平和運動報告」『高知新聞』2009年 6 月 7 日付。2 ) リーパーさんの活動や発言等については, 広島平和文化センターホームページ・理事長のコーナー(http://www.pcf.city.hiroshima.jp/hpcf/about/riji_ J.html),SteveLeeper, Hiroshima Revolution, Global Peacemakers Association, 2004(澤田美和子訳『ヒロシマ維新』グローバル・ピースメーカーズ・アソシエーション,2004年)を参照されたい。