101号

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121 研究ノート高知県自動車部品関連会社の交流会の狙いと現状―― 交流会メンバーの声から考える高知県の産業振興のストーリー ――中 道 一 心  目次はじめにⅠ 高知県自動車関連会社の交流会Ⅱ 高知県の....

121 研究ノート高知県自動車部品関連会社の交流会の狙いと現状―― 交流会メンバーの声から考える高知県の産業振興のストーリー ――中 道 一 心  目次はじめにⅠ 高知県自動車関連会社の交流会Ⅱ 高知県の自動車関連企業の状況Ⅲ 高知県自動車関連産業の発展の阻害要因Ⅳ 高知県における自動車関連産業の発展可能性おわりにはじめに高知県の自動車関連産業は1995年に3 億円であったが,2000年に41億円,2005年に89億円と,額は小さいながらも急速に生産額を伸ばしてきている。こうした発展性もあって,高知県は自動車部品関連会社の交流会を2009年に発足させた。本稿は,この交流会の狙いと現状について,インタビュー調査をもとに整理した上で,発展可能性を阻害する要因を把握し,それを乗り越えるためのストーリーを試みに示すことを課題としたい1。高知論叢(社会科学)第101号 2011年7 月1 本稿は,四銀キャピタルリサーチと高知大学の共同研究「高知県における自動車関連産業の発展可能性に関する研究」および高知大学人文社会科学系人文社会科学部門プロジェクト「域内企業の学び合い・競争を通じた企業と地域の持続的発展モデルの探求と実践」(研究代表者:中川香代)の研究成果の一部である。インタビュー調査に当たって,煩雑な調整を引き受けてくださった四銀キャピタルリサーチの立田義晴調査部長に記して感謝申し上げたい。