101号

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48 高知論叢 第101号ること(スタッフ組織の機能別分類の目的は,トップ・マネジメントを支援するスタッフ組織(staff organization)のあり方について説明すること)②当該機能の全般性・専門性,③当該機能のマネ....

48 高知論叢 第101号ること(スタッフ組織の機能別分類の目的は,トップ・マネジメントを支援するスタッフ組織(staff organization)のあり方について説明すること)②当該機能の全般性・専門性,③当該機能のマネジメント・プロセス上の位置,④当該機能実行の主な手段,⑥当該機能実行の主な対象(2)(自社内部を対象とするもの),⑦当該機能の絶対性・相対性(1)(内製(集中・分散))Mintzberg(1979) 当時の諸企業の経営組織の実態を示すこと(理想状態を示すことではない)①当該機能担当機関・部署の経営戦略(または資源配分)への関与度,②当該機能の全般性・専門性,③当該機能のマネジメント・プロセス上の位置,④当該機能実行の主な手段,⑤当該機能実行の主な対象(1)(自社外部を対象とするもの),⑥当該機能実行の主な対象(2)(自社内部を対象とするもの)Tomasko(1987) 肥大化した本社のリストラクチャリングの必要性(とその方法)を訴えること基本的にMintzberg(1979)の分類に準ずる。ただし,テクノストラクチャーの名称をコントロール・スタッフに変更している(Tomasko,1987, p. 78)Chandler(1991) 複数事業企業(multibusinessfirm)における本社の諸機能のあり方について, 複数事業企業の歴史的展開のレビューをもとに明らかにすること①当該機能担当機関・部署の経営戦略(または資源配分)への関与度,③当該機能のマネジメント・プロセス上の位置,⑤当該機能実行の主な対象(1)(自社外部を対象とするもの)(同書p. 33脚注で言及),⑥当該機能実行の主な対象(2)(自社内部を対象とするもの),⑨当該機能担当機関・部署のもつ価値創造能力Young, Goold etal.(2000)本社の規模・機能・構造などを決定する諸要因とその作用の仕方の解明,そしてそれらの諸企業間・諸産業間・諸国家間での比較などにより,本社をどのように設計すべきかを実証的に明らかにすること①当該機能担当機関・部署の経営戦略(または資源配分)への関与度,④当該機能実行の主な手段,⑤当該機能実行の主な対象(1)(自社外部を対象とするもの),⑥当該機能実行の主な対象(2)(自社内部を対象とするもの),⑦当該機能の絶対性・相対性(1)(内製(集中・分散)),⑧当該機能の絶対性・相対性(2)(内製・分社化・外注化),⑨当該機能担当機関・部署のもつ価値創造能力