高知論叢102号

高知論叢102号 page 122/222

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120 高知論叢 第102号と運営委員の2名で地域を回るようになった。町の地域福祉計画をつくるための地域調査の一環として取り組んでいる。さらに,行政の集落支援員による集落調査のベースがあるので,地域の状況が良く分かるようになってきた。集落支援員が居てくれることで,行政に要望が通りやすくなった。例えば防災サイレンの取り付けが実現した。地区にサイレンが付いたことで,奥地にも聞こえるようになり,どこにいても対等な扱いをしてくれている気がする。保健師が定期的に来てくれればさらに良いのだが。町への要望事項を出してもらったら,20件ほど出てきたが,50% くらい解決している。個人で言ってもなかなか実現しないが,組織で言えば行政が動いてくれる。ヘリポートはできたが,携帯電波・ブロードバンドなどは未整備である。行政や社協のバックアップがあれば,配食サービスをやりたいと考えている(潜在的ニーズが大きい)のだが。北地区振興会各部会では,3つの部会が役割を担っている。「案繰り部会」の役割は,ハード面の企画調整であり,例えばヘリポートとか,水蓮の咲く休憩所,県道の整備を町に要望した(実際,バイパス整備に繋がった)。「あすな図表10 中土佐町大野見北地区振興会調査 ②