高知論叢102号

高知論叢102号 page 153/222

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中欧における日本電気機械企業の現地調達151③ 現地調達方法(とくに長期継続取引,JIT,技術指導) ④ 現地調達に関する問題点・今後,JIT が必要になると考えている・調達方法として,1 つの製品を3社から調達,毎....

中欧における日本電気機械企業の現地調達151③ 現地調達方法(とくに長期継続取引,JIT,技術指導) ④ 現地調達に関する問題点・今後,JIT が必要になると考えている・調達方法として,1 つの製品を3社から調達,毎年入れ替えている・JIT はまだやっていない今はJIT をしても現地企業がついてくることができない今後はやりたい,当社は顧客との関係ではJIT 納入なので・調達先企業に指導に行っているが変わらない経営者の考えが日系とは異なるので受け止めてもらえない・経営者の考えが日系とは異なる・長期継続取引は3 年くらいで考えている・JIT はできていない当社の生産計画が不安定で生産が振れるので,JIT は難しい最低限の安全在庫を持っている必要がある・技術指導は必要日本・中国・タイでどのように作っているか教える納入された部品をみてどう直すか話をするけれど成果は出ていない,しかし指導しないと使い物にならない・現地企業は,多少の不良品があっても良いと思っている・そう簡単には良くならない,考え方は変わらない,時間がかかる当社の親会社も西欧で30年かかった・サプライヤーとの共存共栄を考え,5年くらいを考え取引をしている・JIT を一部のサプライヤーとしているサプライヤーに部材を当社の倉庫に入れてもらい好きな時に使う当社が場所を提供し,在庫コストはサプライヤーがもつ・下請企業の担当者に技術指導(納期・価格・品質について)・日本なら下請けは改良提案を自主的にするのが当然ここではできていないそのため,下請の担当者に納期・価格・品質の指導をしている・長期継続取引は,品質さえ良ければメリット大なので増やしたいしかし,重いものもわざわざ中国からもってきているのが現状・技術指導に関しては,チェック・監査は必要ただし技術指導はできていないチェックして悪かったら指摘して直してもらう程度