高知論叢102号

高知論叢102号 page 181/222

電子ブックを開く

このページは 高知論叢102号 の電子ブックに掲載されている181ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
社会経済学科(1997年度まで経済学科)のカリキュラムとその担当体制の変遷179授業科目履修単位担当専任担当非常勤社会学職業指導概論経済学特殊講義経済学特殊講義経営学特殊講義法学特殊講義( 税法)外国書講読社....

社会経済学科(1997年度まで経済学科)のカリキュラムとその担当体制の変遷179授業科目履修単位担当専任担当非常勤社会学職業指導概論経済学特殊講義経済学特殊講義経営学特殊講義法学特殊講義( 税法)外国書講読社会科学演習演習Ⅰ演習Ⅱ 及び卒業論文4422224 ※444 ※46 ※6○○○○○○○○○○68 注)※は必修を意味する。≪コメント≫国立大学の発展の道筋を考えるときに,自ら自治に基づいて改革プランをもつことが大事であると言われてきたが,制度的枠組みの制約を理解することが前提となる。その最大のものが,国立大学は何事も文部科学省(旧文部省を含む)の設置認可を受けなければならない実態である。具体的には,教職員の定数,学生の定員,入試方法,購入雑誌,書籍の数など施設整備などは,毎年の概算要求として許可が求められた。さらに,学位の種類,その学位授与に必要な授業科目数,授業科目区分,科目数,履修単位数,担当教員資格なども大学設置審議会の設置基準(内規)でその変更には許可を受けなければならなかった。加えて,慣例として学部や学科の設置ともなれば,国立大学の中での予算付けの順番があり,「○○大学が学科整備が通ってないので,その後の年度に概算を出してください。」と何度も言われたのが記憶されるべきことである。1977(昭和52)年度に文理学部はそれぞれが分離独立して人文学部と理学部になった。人文学部は文学科と経済学科の2学科体制となる。経済学科は,以下のような11小学科目の構成となった。理論経済学,経済史,経済政策,国際経