103号

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なものだけでも,大学評議員,社会経済学科長,総合企画委員長など,それぞれの役職において高知大学の改革と前進のために,また民主的な運営,本来の大学の姿,真の学問と大学人のあり方の追求に向け大きな貢献を果....

なものだけでも,大学評議員,社会経済学科長,総合企画委員長など,それぞれの役職において高知大学の改革と前進のために,また民主的な運営,本来の大学の姿,真の学問と大学人のあり方の追求に向け大きな貢献を果たされました。また,教職員組合活動においても,全国大学高専教職員組合(全大教)の副委員長,高知大学教職員組合の執行委員などを担われました。学生がいきいきと学ぶ環境,教職員が働きがいをもてる大学づくりをめざして,並々ならぬ力を尽くされました。とくに後進への指導や支援など,なにごとにおいても労を厭わず,上下の隔たりなく常に協力的であったことが強く印象に残っております。社会活動の面においては,主なものだけでも,高知市の情報公開・個人情報に関する審議会の会長・副会長,高知市・市民の大学運営委員会,高知市の南海地震条例検討委員会の副会長,高知県弁護士会綱紀委員会の委員など,長期にわたり数多くの地域貢献をされてきました。また,九条の会をはじめ憲法運動に欠かせぬ人物として多大な活躍をされてきたことにも青木先生のひたむきさと信念の強さをみることができます。また,学会活動においても,「日本教育法学会」理事(1986年-現在),「憲法理論研究会」理事(1985-1994年,2000-2004年)を務められ,ほかに「民主主義科学者協会法律部会」「全国憲法研究会」「日本公法学会」「日米法学会」の会員として活躍されてこられました。以上,青木先生の,これまでの高知大学,地域社会,さらに広い社会的運動に対するご貢献と,教育・研究活動でのご活躍を讃えるとともに,ご尽力に深く感謝申し上げます。今後もご健康に留意され,ますますご活躍されますことを,また高知大学の発展のためにご助力およびご助言いただきますよう,よろしくお願いいたします。