高知論叢107号

高知論叢107号 page 102/180

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73 高知論叢 第107号九 「昭和五年海軍人事局説明草稿」防衛研究所戦史研究センター史料室一〇「日清日露前後上奏書類」明治三九年恒例検閲 防衛研究所戦史研究センター史料室(千代田史料)一一明治三八年旅順口鎮....

73 高知論叢 第107号九 「昭和五年海軍人事局説明草稿」防衛研究所戦史研究センター史料室一〇「日清日露前後上奏書類」明治三九年恒例検閲 防衛研究所戦史研究センター史料室(千代田史料)一一明治三八年旅順口鎮守府が設置。翌三九年旅順鎮守府と改称されたが大正三年廃止。一二大本営同上「上奏関係綴其一」防衛研究所戦史研究センター史料室一三大本営「上奏関係綴其一」昭和一六年一〇月~一二月「中央作戦指導上巻三二中央作戦指導一一四八」防衛研究所戦史研究センター史料室一四大本営 上奏関係綴其一「南方作戦ニ関スル件」昭和十六年六月防衛研究所戦史研究センター史料室一五大本営 同上「上奏関係綴其一」防衛研究所戦史研究センター史料室一六大本営 同上「上奏関係綴其一」一七大本営 同上「上奏関係綴其一」一八防衛研究所戦史研究センター史料室 中央奏上一『昭和一九年一月奏上書』「戦況ニ関シ御説明資料」海軍省 奏上書一九同上 中央奏上四『昭和二〇年奏上書』「戦況ニ関シ御説明資料」開戦以降毎日軍令部総長より戦果の上奏 昭和二〇年一月二五日二〇同上 中央奏上五『昭和二〇年奏上書』「戦況ニ関シ御説明資料」海軍省 昭和二〇年六月一日 菊水九号作戦 防衛省防衛研究所戦史研究センター史料室所蔵二一『侍従武官長奈良武次日記第三巻』二二参謀本部第二〇班「機密戦争日誌」防衛省防衛研究所戦史研究センター史料室所蔵二三種村佐孝『大本営機密日誌』昭和二七年ダイヤモンド社 昭和一六年九月六日付日誌二四参謀本部第二〇班「上奏時御下問奉答綴」防衛省防衛研究所戦史研究センター史料室所蔵二五参謀本部編『杉山メモ上』三一一頁原書房二〇〇五年七月、「機密戦争日誌」には『杉山メモ』参照としか記されていない。二六軍事史学会編「機密戦争日誌」平成一〇年一〇月一五四頁二七瀬島隆三は平成一〇年一〇月「機密戦争日誌」が刊行された時、同期生の盟友 原四郎の著作への推薦文を次のように書いた。「この度、大本営陸軍部第二〇班(戦争指導班)の業務日誌「機密戦争日誌」が刊行されることは、誠に慶ばしいことであります。私にとっても一入感慨深いものがあります。私は、大東亜戦争開戦前から終戦の直前まで、大本営陸軍部作戦課に勤務し、陸軍全般作戦の企画立案などにあたっていたために、第二〇班とも戦争指導面でそれなりに緊密な関係をもっていました。特に開戦前後の頃、同期生の盟友原四郎君が、少人数ながら戦争指導に関する事という重要職務を担当する第二〇班の中で、東奔西走していた様子が、今でも目に浮かびます。この日誌は、戦争指導に関して、政府・陸軍・海軍の事務担当者が調整した事項ならびに大本営政府連絡会議の議事などが記載されており、当時の政府と陸軍さらには海軍が、戦争指導についていかに考え、いかに実行しようとしていたかを知り得る第一級の史料であります。より多くの方が、