高知論叢107号

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12 高知論叢 第107号図表13 医療区分の問題点 もっとも重要なもの度 数割 合医療区分2,3に該当する病名数が少ない5 22.7%病名認定の条件が厳しい5 22.7%医療区分2,3に認定される状態像が限られている10....

12 高知論叢 第107号図表13 医療区分の問題点 もっとも重要なもの度 数割 合医療区分2,3に該当する病名数が少ない5 22.7%病名認定の条件が厳しい5 22.7%医療区分2,3に認定される状態像が限られている10 45.5%状態像によっては算定期間に限りがある1 4.5%その他1 4.5%合計22 100.0%有効回答のうち,「医療区分2 ,3 に認定される状態像が限られている」という回答が45.5%ともっとも多く,「医療区分2 ,3 に該当する病名が少ない」,「病名認定の条件が厳しい」という回答がそれぞれ22.7%であった。なお,「その他」として回答された内容は「医療区分1に対する診療報酬を原価に見合うものにする」であった。さらに,医療区分に問題がある理由として次に重要なものについての設問に対する回答(有効回答数21,非該当数3 ,無回答数3 )をみてみる(図表14)。有効回答のうち,「状態像によっては算定期間に限りがある」という回答が42.9%ともっとも多く,「医療区分2 ,3 に認定される状態像が限られている」という回答が28.6%,「病名認定の条件が厳しい」という回答が23.8%を占めた。図表14 医療区分の問題点 次に重要なもの度 数割合医療区分2,3に該当する病名数が少ない1 4.8%病名認定の条件が厳しい5 23.8%医療区分2,3に認定される状態像が限られている6 28.6%状態像によっては算定期間に限りがある9 42.9%その他0 0.0%合計21 100.0%② 医療区分の改善策ここでは,医療区分のあり方に問題が「ある」または「どちらでもない」と回答した場合,その改善策としてもっとも重要なものについての設問に対する