高知論叢107号

高知論叢107号 page 17/180

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高齢者の長期療養ケアに関する一考察15(4)病床転換についての意向と現状現在の療養病床を他の病床に転換する意向についての回答(有効回答数26,無回答数1 )をみると(図表17),「以前から希望していない(希望し....

高齢者の長期療養ケアに関する一考察15(4)病床転換についての意向と現状現在の療養病床を他の病床に転換する意向についての回答(有効回答数26,無回答数1 )をみると(図表17),「以前から希望していない(希望していなかった)」という回答が76.9%を占め,「以前から希望している(希望していた)」と回答した割合は0 %であった。図表17 療養病床の転換に関する意向度 数割 合以前から希望している(希望していた) 0 0.0%以前から希望していない(希望していなかった) 20 76.9%どちらでもない6 23.1%合計26 100.0%一方,病床転換の現状についての回答(有効回答数26,無回答数1 )をみると(図表18),「すでに転換した」,「転換日程を決定した」,「いつでも転換可能だが,現時点では日程決定を保留している」という回答がそれぞれ3.8%である一方,「転換しない」が38.5%,「転換するかしないか未定である」が50.0%を占めた。図表18 療養病床の転換に関する現状度 数割 合すでに転換した1 3.8%転換日程を決定した1 3.8%いつでも転換可能だが,現時点では日程決定を保留している1 3.8%転換準備を進めている0 0.0%転換しない10 38.5%転換するかしないか未定である13 50.0%合計26 100.0%さらに,病床転換が現状のようになっている理由について,自由記述方式で得られた回答を以下に紹介する。・介護病床を期限まで行いたい。そのあとは医療病床へ転換する(施設,職員