高知論叢108号

高知論叢108号 page 103/136

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限界集落における孤立化防止と共生の居場所づくり・地域づくり101評価も10地区単位で進められている。その中で,たとえば,自主防災活動の組織化ができたが,年中行事になってしまい,実質的な機能強化が必要だとい....

限界集落における孤立化防止と共生の居場所づくり・地域づくり101評価も10地区単位で進められている。その中で,たとえば,自主防災活動の組織化ができたが,年中行事になってしまい,実質的な機能強化が必要だというような意見が住民の中から出てくる。安芸市東川地区では,住民と高知県立大学社会福祉学部の学生がともに地域づくりを考える取り組みが始まっている。独居高齢者世帯を中心に二人一組で訪問し,高齢者の生活課題を聴き取り,その課題解決に向けた取組みのアイデアを学生が提案し,それをふまえた意見交換が住民との間で交わされた。高知県佐川町では,2期目の地域福祉計画(活動計画との一体型)を5つの地区ごとに話し合い,実際に各地区目標を作って動き出している状況にある。その地区計画をふまえて,大きな目標から小さな取組みまで,5次元の目標を町全体計画として策定している。過去5年間の第1期目の計画達成状況を町全体と地佐川町斗賀野地区3回目の話し合い(2012. 11. 21)斗賀野地区 地域計画の完成①重点目標を包括する全体目標ビジョンの確立 「近所づきあい 助け合い  笑顔がつながる里づくり」②重点目標の再検討・確定・自然環境を守り育てる  (美化活動の継続,フジバカマの育成)・高齢者などへの生活支援 (助け合い組織の立ち上げ)・健康づくり (百歳体操の活性化,健康ウオーク,とが  の体操,健診を受けましょう)安芸市東川地区(2013. 7. 13-14)「学生と住民が考える地域づくり」計画策定Plan評価・ふり返りCheck計画実行Do改善Action行政住民社協各種専門機関事業所・施設