109号

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22 高知論叢 第109号られた。そして,延べ48回,代表者に集まってもらうなかで,「地域づくり」「森づくり」「道づくり」「人づくり」「健康づくり」を進めようということになった。それがさらに,「森づくり」「地....

22 高知論叢 第109号られた。そして,延べ48回,代表者に集まってもらうなかで,「地域づくり」「森づくり」「道づくり」「人づくり」「健康づくり」を進めようということになった。それがさらに,「森づくり」「地域づくり」「人づくり・健康づくり」という3つの部会に整理された。それらの部会には,区長,生活改善グループ,婦人グループ,ホタル会等が参加している。本山町 汗見川地区(しそジュース)汗見川地区活性化推進委員会が発足する前から,「美しくする会」という住民組織も1973年から立ち上がっており,「清流マラソン」も地域が中心になって運営されてきた。汗見川地区オリジナルのゆずジュースやしそジュース,しそアイスも生産・販売されてきた。② 活動の現状・内容と住民参加「森づくり」では,森林組合と一緒になって間伐,作業路の延長等がおこなわれ,杉,檜,紅葉,欅などが植えられた。「人づくり・健康づくり」は,地域全体が健康であることが元気の源であるという考えの下に,地域ぐるみの運動会などがおこなわれてきた。2012年には集落活動センターができることによって,それまでの活動に磨きをかけることになった。ミニデイやあったかふれあいセンターも,推進委員会のメンバーが協力する形で高齢者が対応し,参加してきたし,見守りや移動支援がおこなわれてきた。そういうなかで,集落活動センター事業をやってはどうか,という話になった。汗川地区活性化推進委員会ができる前には,24ヶ所の各集落から3~4名が選ばれる形で「まちづくり百人委員会」が町長の下に立ち上げられた。地域担当職員も配置されながら,住民が自分らのできることを考える必要があるのではないかと行政から提案された(集落間のまとまりがよく,汗見川ならやれるのではないか,と見られていた)。そこで,住民が自分らのできることと,行政のやることのさびわけををしていった。そして,今後のまちづくりの活性化