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集落活動センターを拠点とする高知型地域づくり25難しい。国や県の活用できる事業を活用しながら3年後(2015年度以降)も継続させていく。地域づくり推進部会のなかでは,集落活動センターは経済循環として位置づけ....

集落活動センターを拠点とする高知型地域づくり25難しい。国や県の活用できる事業を活用しながら3年後(2015年度以降)も継続させていく。地域づくり推進部会のなかでは,集落活動センターは経済循環として位置づけられている。本山町 汗見川地区(汗見川)汗見川地区は,地域活動の入り口としての参加しやすさもある。集落活動センター事業が始まるとともに,地域活動に従来から参加していた人だけでなく,新たに高齢者も参加するようになった。薬草や手打ちそばなど,新しい試みが安定化するようにしていきたい。必要な人が必要なだけ参加してくれる。高齢者にも助けてもらわなければならないし,若い世代にも参加してもらいたいが,若い世代の仕事がないことがネックになっている。移住してみたい人の空き家の確保も課題になっている。集落活動センターは,もう1~2ヶ所検討しているし,汗見川地区以外にも可能性はある。ただ,県としては他地域にも広げていきたいであろうが,町からみると同じように広げていけるかどうか。集落活動センターの補助金は自由度が高く,活用しやすいが,3年間の補助期間の前に,半年~1年間の助走期間があればよい。県の集落活動センター担当総括による支援も,本山町を含む広域の嶺北地域全体であり,個別地域支援には至っていない。ふるさと応援隊や推進委員も有期雇用であり,その不安や悩みの共有化が必要になっている。地区内の6つの集落はそれぞれ氏神があるので,集落間合併は難しい。人口減少は避けたいが,いかにそれを緩めるか,あるいは人口流出を防ぐかが課題である。たとえば通勤などで本山町から高知市まで通うこともできるが,修繕が必要な空き家の活用をどう図るかも課題になっている。(2)四万十市大宮地区集落活動センター四万十市は,旧中村市と旧西土佐村が2005年に合併して誕生した。高知県西