109号

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28 高知論叢 第109号最初は10名くらいで部会の運営が始まったが,部会長や部会員が声かけをして増えるるようになり,現在は,「生活福祉部会」12名,「環境部会」11名,「農林部会」12名,「加工販売部会」30名,「....

28 高知論叢 第109号最初は10名くらいで部会の運営が始まったが,部会長や部会員が声かけをして増えるるようになり,現在は,「生活福祉部会」12名,「環境部会」11名,「農林部会」12名,「加工販売部会」30名,「体験交流部会」12名になっている。そして,「若者部会」(主に40代くらいまで)も立ち上がっている。住民が自ら希望して入ることもできる。集落活動センターが発足して2年目に入り,住民のなかでも知名度が上がり,理解してくれるようになった。集落活動センターには人材育成の機能がある四万十市西土佐 大宮産業(ガソリンスタンド)大宮地区 集落活動センター(部会議事録)し,ないといけない。各部会の自主性を尊重して必要以上に手を出すのもいけないし,逆に声かけしないのもいけない。ほめて伸びるタイプもいれば,はっきり指摘した方が伸びるタイプもいる。個人個人が伸びて,人材育成につながれば良いと思う。若い世代,高齢世代,それぞれが支え合って助け合って輪になる。人のためになぜしないといけないのか,という意識づけが重要になる。仕組みづくりがうまくいけば人材育成もできてくるが,仕組みづくりが難しい。たとえば,農林部会では,木材価格が下がると,少しでもお金になる方法を考えてください,と言っている。各部会には,主体性をもってもらうようにしている。各部会には重点目標があり,生活部会は「葬儀」を請け負うことをめざしている。加工販売部会は「モーニング」をめざしており,東屋,ピザ釡などの仕組みができれば,他の部会も活用できるようになる。地域と一緒に取り組んでいける活動が重要であり,みんなでピザ焼きを試食するなど,仕組みづくりを模索している。体験交流部会では,移住も視野に入れつつ,お試し住