109号

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集落活動センターを拠点とする高知型地域づくり35石原コミュニティーセンター(旧石原小学校)住民が関わり,「共同作業支援部」で20名程度,「集い部」で30名程度,「新エネルギー部」で6 名程度の住民が関わってい....

集落活動センターを拠点とする高知型地域づくり35石原コミュニティーセンター(旧石原小学校)住民が関わり,「共同作業支援部」で20名程度,「集い部」で30名程度,「新エネルギー部」で6 名程度の住民が関わっている。太陽光も集落活動センターの予算を使い,売電している。部会長,副部会長,会計は各部会で互選し,話し合いは校舎でおこなう。2ヶ月に一回程度の連絡会で,各部会が情報共有している。集落活動センターの受け皿となるために作った「いしはらの里協議会」は,住民全員が参加できる。「直販部」の売上げの10%を協議会の運営費に充てている。各部会の活動費は20万円になっている(3年間)。2013年12月に,直販所は合同会社「いしはらの里」に移行した(出資金約214万円,出資者211名で登記)。合同会社の売上げや太陽光の売電,石原コミュニティセンター(旧石原小学校)の指定管理料,校舎の宿泊料(素泊まり一泊千円)などが収入になる。4反の田を維持できないという話もあるので,「共同作業支援」へつなぐ。集落活動センターができてからは,以前より好意的に協力してくれるようになった。近所の人も話しかけてくる機会が増えたし,笑顔が増えた。若い世代も七夕まつり等で協力してくれるし,地域に対する関心が高まり,地域に目を向け直してくれている。子どもの教育にもよい。他地区からも石原は自分たちの出資でがんばっていると言われる。③ 今後の課題と方向まだ地域の人はながめている状況もあるので,学生などが来て,にぎやかにしてくれたら,と思っている。イルミネーションは高知工科大学の学生も手伝ってくれており,その前で役場職員がプロポーズした。「いしはらの里SS」は赤字にならない程度に,給油の時に買い物してもらえたら,という思いでいる。合同会社「いしはらの里」は214万円の出資金でスタートしたが,年金生活