109号

109号 page 92/104

電子ブックを開く

このページは 109号 の電子ブックに掲載されている92ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
90 高知論叢 第109号(3)経済学会組織と予算表2に経済学会の組織,図1に単年度予算規模を示した。経済学会の正会員数は1992年,2002年をピークに減少し,それ以上に学生会員は1990年代以降減少している。この要....

90 高知論叢 第109号(3)経済学会組織と予算表2に経済学会の組織,図1に単年度予算規模を示した。経済学会の正会員数は1992年,2002年をピークに減少し,それ以上に学生会員は1990年代以降減少している。この要因は教員数の減少,臨時増募廃止と学部改組によって,旧経済学科学生数が漸減したことにある。1980年以降,講演会開催,1990年以降叢書刊行のため会費が値上げされ学会予算規模が増加してきたが,会費減額,学生数削減によって近い将来学会財政は厳しくなることが予想される。(4)講演会,叢書の発行第1回講演会は当時の著名人を招いた。1973年 日本学術会議(第3部)経済学部会総会開催 出席した3名が学会講演会を行い,その要旨が『海南経済学第2号』に掲載された。文責は岡田尚三,小山洋司の2名の会員であった。1973年第1回経済学会講演会高橋幸八郎「近代資本主義の成立過程をめぐる若干の問題」岩尾裕純「巨大企業の反社会性について」三宅義夫「国際通貨不安の現状と問題点」以下に1973年以降の講演会実績を示した。0円200,000円400,000円600,000円800,000円1,000,000円1,200,000円1,400,000円1,600,000円1971年度1974年1977年1980年1983年1986年1989年1992年1995年1998年2001年2004年2007年2010年2013年図1 経済学会単年度予算規模