ブックタイトル高知論叢111号

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高知論叢111号

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高知論叢111号

108高知論叢第111号青少年の家青少年の家(青少年センター)は,市が用意する。犯罪が多いエリアでは,30年以上問題を抱えている。裕福な地域では,学校の敷地内に青少年の家があるが,インテグレーションがうまくいっていない。子どもたちはいつも歓迎してくれるし,親はすごく感謝してくれる。宿題を手伝うこともある。金曜は夜12時まで開いている。利用者のほとんどがスウェーデン人という青年の家もある。学童保育は,10時~18時であり,その後は年長者になる。スタッフは市職員である。どの地域も,大きな差はない。青少年とは良いコンタクトがとれている。青少年の家では,アルコールやタバコがあってはならない。良い所でポジティブな大人を体験をさせ,より良い所にする。金曜以外の平日は23時まで開いており,帰りは徒歩やバスで帰る。市の税金で賄われる。ソーレントゥーナ市では,青少年の家に力を入れている。小学校高学年と中学生,そして高校生中心の所まである。