ブックタイトル高知論叢111号

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高知論叢111号

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概要

高知論叢111号

122高知論叢第111号な人から,4~5時間のサポートが必要な人までいる。スタッフの中にも,シニア・スタッフがいる。座ったままの体操をしたり,コーヒーを飲みながらの交流もある。孤立している人々が集まる。復活祭のランチを作ったり,男性中心に利用される木工の部屋もある。ベンチを作る人もいる。コースの講習を受けてから道具を使う。材料は自分達で購入する。縫い物や編み物のグループは,作品をクリスマス・バザーで売る。春には一緒に旅行に出かける(40~50人)ことにより,ソーシャルなコンタクトが生まれる。予防対策に力を入れている。車いすを使い,ホームヘルプを利用する人は配食されたものでランチをとり,足の治療を受ける。年金者協会の人々が来てクイズをすることもある。3名の高齢者ボランティアがおり,金曜の利用は多くなる。元気なシニアのデイ活動パーティーなどはボランティアが準備し、お菓子やケーキの実費を支払う。カフェも,ソーシャルな意味で楽しむ。新聞を読んでもよいし,近くに住んでいる人は,入ってくるだけでソーシャルな交流,出会いがある。コミュニティーセンター,花屋,レストラン,銀行,足の治療室が近くにあり,ここを利用する多くの高齢者は近くに住んでいる。こういうタイプの拠点が5か所あるというのは心強い。図書は寄贈される。5か所ともコンピュータがあり,映画を見たり、パーティー等の準備をする地域のグループがある。ミュージアムに行ったり,おいしいお菓子を食べに