ブックタイトル高知論叢111号

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高知論叢111号

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高知論叢111号

148高知論叢第111号コミュニティ・リハビリセンター施設内には,相談室,家族相談室,言語聴覚室,家族支援教育室,グランド(体操や運動会に利用される)などがあり,当事者だけでなく,その周囲の人々も利用できる。水療法は,障害者と健常者が一緒になって利用する。狭い浴槽では,WATSUなどの1対1治療も行われる。生活訓練室では,スヌーズレン療法が実施される。物理治療室(PHYSICAL THERAPHY)もある。職業能力評価室や訓練室では,1組15名で4組あり,教員3名で対応する。仲間の協力を得ながら最初から最後まで習っていく。補助器具研究の部屋もある。利用料は1割負担であり,それを12ヶ月に分ける。低所得者は無料である。スヌーズレンの部屋では,それぞれの道具に目的がある。ADHD(注意欠陥多動性障害)と認知症に効果があったと論文で発表されたこともある。3)ろうあ福祉館韓国ろうあ人協会が運営法人となっているろうあ福祉館は,ソウル市西大門区から委託を受けている。職員は5チーム26名(うち6名はろうあ職員)で構成されている。ろうあ福祉館は,2007年から運営が開始されている。ソウル市