ブックタイトル高知論叢

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概要

高知論叢

被災地域における地域共生拠点と地域づくり 109学生:夜の訓練で認知症の方は混乱しないのか?施設:職員がダミーになるので,利用者が直接訓練するわけではない。学生:震災前後で防災訓練する職員の意識はどう変わったか?施設:震災後の職員が多い(24名の介護職が辞めた)ので,変化はあまりない。教員:学生が被災地域における地域づくりに関われる可能性はあるか?施設:高校生が地域防災研究会を作ったりしている。学んだ学生が卒業して働く他に,地域づくりに関わることが大事である。仕事するのは当たり前で,それプラス・アルフア(PTA,スポーツ少年団,町内会等の世話)が求められる。吉里吉里地区も,朝から,どぶ掃除や草刈り等がある。世代を超えて土地を登記しない場合は,収用という方法も考えられる。⑪ 共生型福祉施設「ねまれや」(大槌町)NPO 法人ワーカーズコープは,大槌地域福祉事業所として,共生型福祉施設「ねまれや」を運営している。朝8時から始まり,1日利用することができる。障害児の日中一時支援には4名登録している。高齢者の通所事業もおこな岩手県大槌町(「ねまれや」)2016. 4. 1