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概要

kouchirouso_114_20180329

高知県における学校給食の現段階 177まず,表7を基に,県内の給食センターの特徴から述べていこう。県内では古くは1960年代後半より,高知市(旧鏡村),香南市(合併前の各町村),黒潮町(旧佐賀町)でセンター設置が始まった。その後,1970年代には,町村部を表7 県内の学校給食センター設置の推移市町村名設 立 年理   由香南市1964~70 ー高知市1967(鏡)2018(中学校予定)旧鏡村に鏡・土佐山両村の児童・生徒向けに設置。敷地の関係で共同施設化。2018年予定の中学校は早期実施のため。黒潮町1968(佐賀)2013(大方)(佐賀)わからない(大方)既存の佐賀がセンターだったから安田町1970 給食施設が小学校になかったため三原村1970 ー奈半利町1971 ー北川村1972 ー大豊町1972 ー土佐市1974小学校5校で自校方式による学校給食が開始されていたが,未実施の小・中学校より給食開始の要請があったため佐川町1976 経費削減のため日高村1977 調理等の業務を一括処理する施設として設置するため梼原町1983 1981年の中学校統合により,町内の小・中学校への配食を開始宿毛市1983 ー津野町2000 合理的かつ確実な給食提供のため仁淀川町2004 施設の老朽化等で,近隣3町村の共同調理場を設立。その後合併し,1つの町となる。いの町2007 給食未実施地区に新規に設立四万十町2008 町内は広域で20校あったので,旧町村単位にセンター設置越知町2015 小・中学校給食室の老朽化安芸市2016 調理等業務の合理化と,経費の削減四万十市2002, 2008, 2010, 2015 ー南国市2017(中学校) 一部中学校が浸水エリアにあることと,コスト面を考慮土佐清水市2018(予定) ー出所:本調査。