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概要

kouchirouso_114_20180329

住民による住民のためのビジネスの必要性 93フ2名,移動販売担当2名と,スーパーのレジ担当が4名(午前・午後のシフト制),加えてNPO 理事長がスーパーの朝の準備と夜の会計処理を担当している。現在の事務局長は山口市の取り組みである「阿東地域づくり協議会」の事務局長も兼任しており,NPO に事務局長が常駐していなくてもNPO の事業や仕事が回るような体制づくりをすすめている。(3)交流拠点を立ち上げることになった経緯交流拠点を構え,NPO として運営するようになった経緯は,2010年2月に地福地区内唯一のスーパー(JA の運営するA コープ)が撤退したことにさかのぼる16。スーパーの撤退によって地福地区で生活するための生活条件の不備・不足が地域課題として浮き彫りになったためである。同年9月には地域住民へのアンケートを実施し,11月に地福地域づくり協議会を中心に店舗問題につい16 交流拠点を立ち上げることになった経緯については,特に断りのない限り,2017年12月8日に行ったヒアリング調査およびNPO 提供資料に基づいて, 筆者が再構成してまとめている。地福地域づくり協議会地福自治会連合会地福婦人会地福恵美寿会(老人クラブ)地福ほほえみの郷運営協議会(NPOほほえみの郷トイトイ)個人団体地域の意志決定機関地域の意志実現機関実動部隊事務局(出所)NPO 「ほほえみの郷トイトイ」提供資料図1 組織体制のイメージ