模擬講義 
火と食物の起源神話を哲学する
―人間は自らの文明を後ろめたく思ったのか
講師 安藤 恵崇(人文科学コース 哲学・思想プログラム)
内容  火の使用と食物の生産は、人類が他の動物から自らを切り離して人間として独り立ちし、文明を築くに至った画期的な出来事でした。現代人は、ほぼ共通してそのように思っているはずです。しかしなぜか火と食物の起源神話は、世界的に盗みや原初の殺人といった後ろ暗いものに満ちています。そこにはどういう秘密があるのでしょうか。いくつかの神話をみながらこの問題へ哲学的にアプローチしてみようと思います。
会場 共通教育2号館  221
時間 10:00〜10:35