教員紹介
Teaching Staff

教員紹介

国際社会コース
総合文化プログラム
土屋 京子

専門
西洋文献文化学
私の研究の基軸は、18世紀後半から19世紀初頭におけるドイツ・ロマン主義運動にあります。領邦国家の分裂と長引く戦争とが主な原因となり、18世紀のドイツはヨーロッパにおいて文化的に後進国であり、統一的な国家体制を整え、自民族主義の醸成を喫緊の課題としていました。そのためにこの時代のドイツは、とりわけ翻訳によって隣国フランスから思想や技術などを学びつつ、一方でさまざまな「ドイツらしいもの」を生みだしていきます。そもそも「翻訳行為」とはどのようなものかについて日々思案しながら、本コースでは「翻訳学」について教鞭をとっています。

主な授業題目と内容紹介

共通教育科目
「ドイツ語I/II」:ドイツ語を基礎から1年かけて学ぶ授業です。「読む」「書く」「聞く」「話す」すべてをバランスよく、自習とパートナー練習、グループワークを取り入れて、身につける授業です。
「外国文学」:毎年、扱う作品は異なりますが、わたしたちが外国文学を読むこと、あるいは研究する意義について考える講義形式の授業です。
専門科目
「異文化間コミュニケーション論」「異文化間コミュニケーション論特論」:人間のコミュニケーションの核心をなし、また文化的基盤の形成に少なからぬ影響を及ぼす「翻訳」については、これまでも現象学や哲学の立場から、あるいはじっさいに翻訳家としての立場から論じられてきました。しかし、総合的な学問研究として体系的な分析や考察が行われるようになったのは、1970年代以降になってからです。このような「翻訳」にまつわる学際的な研究領域translation studiesの理論を講義形式で学びます。
「異文化間コミュニケーション論演習」:翻訳学に関する理論テキストや、翻訳者の書いた実践的な翻訳論を、実際に受講生と講読しながら、「翻訳行為」について発展的に考える演習の授業です。

卒業論文題目例

基本的に「翻訳」の純粋な研究について関心がある学生をゼミで指導しています。またドイツ語圏に関すること、またはドイツ語のテキストを扱う研究を考えている学生も歓迎しています。

コースプログラム制

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