教員紹介
Teaching Staff

教員紹介

人文科学コース
哲学・思想プログラム
安藤 恵崇

専門
宗教学
宗教学・宗教思想、近現代哲学を研究分野としています。哲学的分野としては、主にフランスの哲学者ベルクソンの哲学が宗教哲学へと向かっていった過程とその広がりを研究してきました。また日本の哲学者、西田幾多郎の哲学にも興味を持っています。そこでは哲学的宇宙論も問題になります。また宗教学として、あらゆる宗教を統合的に理解しうる視点の探求を考えています。仏教の専門家ではありませんが、近年仏教への興味が深くなりました。

主な授業題目と内容紹介

神話と儀礼(共通教育)
世界の神話の多様性をながめ、かつて神話が人間にとって文化の伝承の核であったことを考察します。また宇宙創造神話や死の起源神話、また宇宙軸(宇宙樹)といった世界に普遍的に見られるテーマに注目しながら神話の世界的広がりを講義しています。
世界史の中の宗教(共通教育)
宗教の歴史的展開と地理的広がりを見ることで世界の宗教を1学期で概観することを目指しています。古代オリエントの宗教から始まり、ゾロアスター教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、そしてインド起源の諸宗教、東アジアの伝統宗教といった順で見ていきます。
宗教学概論
Iでは、宗教学が宗教を問題にしようとするとき、どのような問題がありどのような視点が可能なのかを歴史的事情をまじえて見ることから始めます。そして宗教の諸類型を見て、さらに世界の諸宗教を概観します。Ⅱでは、まず宗教学の形成過程とそれが含む諸分野の関係についてあつかいます。そして西洋哲学史を軸にしながら、宗教思想の歴史を概観します。最後に宗教研究が心理学と関係をもったウィリアム・ジェイムズやフロイト、ユングについて思想的観点から概説します。
宗教思想論
思想的側面から諸宗教の類型を考え、さまざまな宗教を統合的に理解する構図の探求について講義しています。
比較東洋思想論
インド起源の諸宗教の思想と歴史を概観し、大乗仏教の流れをその中期の「如来蔵思想」というものへとたどっています。
思想論基礎演習(オムニバス)
思想的に物を読む仕方について考えます。
宗教論演習
1学期はベルクソン『道徳と宗教の二源泉』第一章を読みます。2学期はエリアーデ著作集第2巻『豊饒と再生』の最後を読みます。

卒業論文題目例

・「ギリシア神話の時間論」
・「ディオニソス的芸術論 ─ 悲劇の力と現代社会 ─」
・「レンブラントにおけるリアリズムと聖性」
・「救いの書『往生要集』」
・「ベルクソン『道徳と宗教の二源泉』の考察 —社会と個人—」
・「プラトンの死生観 ─ ソクラテスの死刑裁判をめぐって ─」

コースプログラム制

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