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社会科学コース
経済政策プログラム
成田　凌

専門
地域社会学
専門分野は社会学（なかでも農山漁村・地域社会、都市）です。具体的な研究関心やテーマは、「地方農山漁村の暮らしや持続可能性」と「地方出身者の地域移動（とくに出身地域とのつながりや、Uターン意識・可能性）」です。日本の人口減少と東京への人口一極集中が続く現状から、将来的な「地方消滅」が避けられない事実のように論じられていますが、他方で経済性や労働力需要が低く、今後の「発展」が望めないとみなされているような地域に選好して残ったり戻ったりする人々がいます。このような状況・現象を理解するとともに、その意義について考えたいと思っています。

主な授業題目と内容紹介

「社会学概論」：現在、様々な社会についての歴史的・文化的な理解したり、現代社会における諸問題の解決方策を考えたりする際には、相対的なものの見方（ができること）は不可欠となっています。この授業では、「異なる価値観をもった人間たちが多数集まって形成される、この社会を解き明かす学問」である社会学に関する基本的な理解と知識を取得し、その知識を適用する能力を養うことをめざします。前半部では、社会学の歴史、時代的背景にかんする知識、それにもとづく社会学の基本的な概念について学びます。それらの修得によって、社会学の基本的な発想や考え方を身につけます。後半部では、戦後から現代にかけての日本社会のあり方や変化について、私たちの暮らしに身近なトピック（家族とライフコース、ジェンダーとセクシュアリティ、経済と労働、格差と階層化、農山漁村と都市）に着目して検討してみたいと思います。

卒業論文題目例

コースプログラム制

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