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国際社会実習

国際社会コミュニケーション学科では、従来実施されていた海外実習系の科目を見直し、2013年度より以下の5つの科目群へと整理・体系化しました。

  1. 教育目的での引率旅行という初歩的な内容をもつ「スタディ・ツアー」
  2. 語学スクール等での語学教育を内容とする「外国語実習」
  3. 多様な調査や研修の実施に重点をおいた「国内調査実習」
  4. それをさらに海外で行う「海外調査実習」
  5. 学生自身が自主的に計画・立案して独自の調査を行う「フィールド・リサーチ」

これらの科目は、その後の学びの基礎体力作りとなる「スタディ・ツアー」や「外国語実習」、それらをベースにさらに次の段階へのステップ的な位置づけとなる「国内調査実習」「海外調査実習」、そしてそれらを通して学んできた語学力・異文化理解・調査能力をトータルに駆使し専門的調査を行う「フィールド・リサーチ」という階層性をもって構成されています。

これまでの「海外実習」のデータ

(現在制作中です。しばらくお待ち下さい。)


2014年度 『国際社会実習報告書』

2014年度に実施された「海外実習」の報告書が完成しました。

2014実国際社会実習報告書
「本書は、高知大学人文学部国際社会コミュニケーション学科で2014年度に開講された「国際社会実習」の実施報告である。 本年度は、イギリス・ロンドンでの「国際社会実習(外国語実習)T」と、カナダ・ニューブランズウィック州での「国際社会実習(フィールド・リサーチ)」の2つのタイプの実習が開講されることになり、前者の現地英語研修には1・2年生の6名が、後者の単独での海外研究には3・4年生の2名が参加するに至った。

本書の構成を紹介しておくと、まず前半ではフィールド・リサーチ、後半では外国語実習の内容が収録されており、いずれも教員による活動概要・成果の総括と、参加学生による体験レポートが収められている。特に、学生自身によるレポートに注目すると、ロンドンでの実習体験談と、カナダの学校現場における「フランス語漬け教育」(Immersion Education)のハイレベルな実態調査が紹介されている。詳細は本論に譲るが、いずれのレポートも、現地に飛び込むことでしか得られない「越境する学び」の一端を読み取ることができる。海外での実習に関心のある学生・教員の方々には、本書をぜひ手にとっていただき、大小にかかわらずコメントをお寄せいただけると幸いである。
最後になったが、今回の実習の企画・実施に際しては、多くの関係者の方々より多大なるご支援・ご協力をいただいた。この場を借りて、御礼申し上げたい。

(「発刊にあたって」からの抜粋)