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模擬授業風景

2015 オープンキャンパス 国際社会コース企画

模擬授業 ミニ・ゼミナール
教室 322番 321番 311番 310番
10:00
-10:35

模擬授業 A
Howard Doyle
休憩
10:45
-11:20
模擬授業 B
土屋京子

ミニ・ゼミ A
奥村訓代

(11:45終了)
ミニ・ゼミ B
小澤萬記

(11:45終了)
休憩
11:30
-12:05
模擬授業 B
土屋京子
模擬授業 C
中西三紀
12:05
-13:00
休憩
13:00
-13:35

模擬授業 C
中西三紀
模擬授業 A
Howard Doyle

休憩
13:45
-15:00
コース全体企画(311番教室)
プログラムの紹介
学生による国際体験報告

ミニ・ゼミナールの内容

ゼミナールは、一般的な授業とは違い、教員あるいは受講生(参加者)が問いや問題点を投げかけ、その双方のやりとりの中で授業が進んでいきます。したがって受講する皆さんには、積極的に授業に参加することが求められます。尻込みしていてはいけません。大学に入ればいずれ「ゼミナール」という授業で直面することです。今回は、その「お試し版」です。ハードルはほんの少し高いかもしれませんが、その分得られるものはいっぱいあります。
皆さんの積極的な参加を待っています。

ミニゼミナール A:
高知から世界が見える
by 奥村訓代

10:45-11:45 (311番教室)

普段の私のゼミでは、多文化共生というテーマのもと、日本人と交換留学生が共同で異文化理解に取り組んでいます。その中で実際に高知の印象を聞いてみると、留学生は勿論、日本人にも高知の良さを知らない人が多い。そこで、ゼミでは特に高知を取り上げて、高知と留学生の母国、諸外国と高知の関係を見ています。
きっとあなたにも高知から世界が見えるようになると確信しています。

ミニゼミナール B:
「タテ社会」ってどういう意味だろう? 辞書の定義を疑ってみよう
by 小澤萬記

10:45-11:45 (310番教室)

人文学部の授業の「核」になっているゼミナールについて、ちょっとだけ経験してみましょう。
世の中には沢山のベストセラーがありますが、これらの本が実際に多くの人に理解されているかというと、かならずしもそうではありません。この授業ではそのようなベストセラーの一つである、中根千枝『タテ社会の人間関係』を読みながら、「タテ社会」という言葉の意味について考えます。



模擬授業の内容

模擬授業 A:
Identity Perception in a Culture of English
by Howard Doyle

10:00-10:35 (311番教室)
13:00-13:35 (311番教室)

Each person has two kinds of identity: self-identity and identity seen by other people. This lesson gives students a chance to see how similar or how different their perceptions their self-identity and impressions of other people are, regarding their English.

模擬授業 B
翻訳について考えてみよう
by 土屋京子

10:45-11:20 (322番教室)
11:30-12:05 (322番教室)

日本では日々さまざまな分野の文章が即時に翻訳され、翻訳大国と言われています。外国語教育では訳読の課題がよく出されます。しかし、みなさんは「翻訳とは何か」と考えてみたことがありますか?
翻訳とは、ある言語(あるいは符号)から他言語へというふうに、言葉の置き換えであると、まずは言えるかもしれません。文学の世界では、森鴎外や堀口大學、そして村上春樹など、多くの作家が翻訳を自ら手がけながら、世界の文学に触れ、そこから新たな着想を得てきました。また多和田葉子のように、母語と他言語の双方で執筆活動をおこない、言語表現の可能性と不可能性の境界に立ちながら、翻訳自体をテーマに創作をつづけている作家もいます。
このように一見すると機械的にも思える「翻訳」という作業には、人間存在の根幹に関わる言語と文化が複雑にからみあっています。他者の言語や文化を理解して解釈し、同時に母語や自文化を意識的に捉えなおす、このような翻訳が、グローバル化とローカル化が同時に急速に進行している21世紀の世界でどのような役割を担っているのか、一緒に考えてみましょう。

模擬授業 C:
南北アメリカ関係を切り口に現代世界の課題を考える
by 中西三紀

11:30-12:05 (321番教室)
13:00-13:35 (321番教室)

世界の大国・米国から、たとえばハイチのような世界の最貧国まで混在する南北アメリカ地域の研究を通して、現代世界が抱える問題の遠因・要因、本質が明らかになることに、南北アメリカ地域を学ぶことの一つの意義があります。
この授業では、1898年の米西戦争と、同じく19世紀末に、国際分業思想のもとで形成されていくラテンアメリカ各国の一次産品輸出に依存したモノカルチャー経済構造の、世界史的な意義について考察したいと思います。


コース全体企画

プログラムの紹介/学生による国際体験報告

13:45-15:00 (311番教室)

本コースでは、多元化・複雑化するグローバル社会を見据え、国内外の様々な「壁」を乗り越えて活躍できる「グローバル市民」の育成を目ざしています。そのために、少人数制のゼミナールに加え、6つのプログラムによる学びが特徴となります。その各プログラムの内容を具体的に紹介します。

プログラム制の紹介に続き、協定校への留学や国際社会実習(フィールド・リサーチ、外国語実習)などの活動を経験した学生によるプレゼンがあります。これから国際的な活動への参加を考えている皆さんにとって役に立つ情報も紹介します。

*途中での入退室は自由です。