「大学に入って『心理学』を勉強するんだ」と、意気込んでいる人もいるでしょう。大学に入らないと学べないのには、ちゃんと訳があります。勉強の仕方が違うのです。心理学の研究対象は人間ですが、研究する私たちも同じ人間です。「自分のことは自分がいちばん分かっている」と断言できる人——身近にそんな自信たっぷりの人がいるかも知れませんね。でも、その人のことを「あの人、勘違いしてるよね」と、みんなで噂したりしていませんか。さて、どうして勘違いが生まれるのでしょうか。どうして噂したくなるのでしょう。噂をすると楽しいのに、されると嫌な気分になるのは何故でしょうか。自分にも他の人にも同じように起こる出来事を、客観的なデータを用いて調べる科学が心理学なのです。
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学べる科目 | 心理学実験法基礎演習、心理統計学基礎演習、心理学データ分析基礎演習、心理学研究法基礎演習、心理統計学、心理学実験Ⅰ、心理学実験Ⅱ、認知心理学、社会心理学、感情心理学、認知発達心理学、臨床心理基礎論、臨床心理応用論、他多数 |
プラットフォームと各プログラムの相性
心理学を学ぶために、プラットフォーム科目では、心理学概論Ⅰ・Ⅱ、社会心理学などの専門に直結する科目の他、倫理学概論・哲学概論・社会学概論など、関連する諸分野の科目を履修し、理解を深めていくことが重要です。「人間とは何か」「どのような存在か」、方法は異なるもののその根源的な問いを追求する点で、哲学・思想プログラムとは特に近い関係にあり、研究テーマや希望する進路によっては、併せて履修することで、幅広い学習をしていくこともできます。