HOME > 学科紹介 > ゼミナール

ゼミナール
行く先を照らし出すもの

2年生になると、皆さんはひとりの指導教員による「ゼミナール」(「ゼミ」)に所属します。

「幅広く学びながら、自分のテーマを深く追究していく」

という国際社会コミュニケーション学科の教育方針、そのベースとなるのがゼミナールです。

卒業するには、卒業論文を仕上げなくてはいけません。卒業論文は大学で学んだことの集大成であるとともに、そこで手にした成果や、卒論を完成させるために費やしたエネルギーは、必ず皆さんの糧となってきます。卒論を完成させるには、皆さんにとって未踏の地に分け入っていくことも必要になってきます。その「水先案内人」となるのがゼミであり、ゼミの指導教員です。

どのゼミに所属するか(どの教員のもとで指導を受けるか)は、自分の学びたい分野、あるいは関心・興味に応じて自由に選ぶことができ、卒業までの3年間の学習は、そのゼミが中心となって展開していきます。

ゼミのポイント

ゼミでは、教員が一方的に「講義」するのではなく、学生が積極的に授業に参加することが求めらます。
与えられた、あるいは自分で決めたテーマについて各自が主体的に調査し、報告し、それをもとにディスカッションを行なったりしながら理解を深めていきます。その中で学ぶことの方法や、様々なものの見方を身につけ、最終的に卒業論文の制作へとつなげていきます。
しかも、ゼミの学生数は、平均すると6、7名です。徹底した少人数教育で、一人ひとりの顔を見ながら、緻密な指導が可能となります。

さまざまな形のゼミ

ひとつのテーマについて徹底的に調べ、報告し、あるいは教員を交えてさまざまな意見を出し合う、また外国語によるコミュニケーションの実践の場となる、「外」に出てフィールドワークをおこなうなど、ゼミナールの形は様々です。
ただ、教員やまわりの学生との関わりのもとで幅広い視野を獲得し、その中で「トレーニング」を積むことよって、自分のテーマを深く追求したり、自分の専門性に磨きをかけるという点は、すべてのゼミナールに共通です。

ゼミを越えて

ゼミでは、単なる知識を越え、実に多くを学び取ることができます。
教員も含め、さまざま考え方や性格をもった人間が集まる空間を共有すること、その刺激の中で自分を見つめていくこと、そしてひとつのことをやり遂げること。
それらは皆さんの将来にとって必ず大きな財産となるはずです。

各ゼミナールの詳しい内容については、こちらからご覧ください。
2013年度 ゼミナールシラバス
2012年度 ゼミナールシラバス