4年間の学びのプロセス
Advising System

人文社会科学部には「人文科学コース」「国際社会コース」「社会科学コース」があり、コースごとに入試を実施します。
それぞれのコースが授与する学位は学士(文学)、学士(学術)、学士(経済学)です。
また各プログラム所定の単位を修得すれば、卒業時に学位とは別に「プログラム修了証明書」が授与されます。

生徒から学生へ年生

基礎力を身に付け、学びの方向性を模索する一年

全学カリキュラムである共通教育科目とともに、人文社会科学部独自のカリキュラムであるプラットフォーム科目を履修することで、大学での学びに必要な基礎能力を習得します。たとえば、図書館の利用の仕方や、雑誌・文献・新聞記事などのデータベースの使い方、そしてレポートの執筆や発表資料の作成における約束ごとを学びます。また、アドバイザー教員のアドバイスを受けながら、自身の学問的な関心を模索しつつ、2年生から本格的にスタートする専門科目のなかで何を“コア”に学ぶのかを考えることになります。

学びの模索から探求へ年生

専門分野の知識や研究手法に触れ、学びの方向性を具体化する一年

プラットフォーム科目を履修しつつ、各プログラムの専門科目が本格的にスタートします。また、専門分野の少人数のクラスやゼミナール(演習)での学びも始まります。これらの科目の履修を通じて、それぞれの学問分野の専門的な知識や研究手法を学んでいきます。そして同時に、あなたの学問的な関心や社会問題への興味を少しずつ具体化していきます。それらの学びから得た成果をアドバイザー教員とのコミュニケーションを通じて確認し、学びの方向性を具体化することで、3年生での確かな学びへとつなげていきます。

学びの探求と融合年生

他分野を学びつつ、専門分野を探求することで、学びを深める一年

各プログラムでの専門科目での学びを積み重ねることで、専門的な知識が徐々に深みを帯びてきます。ゼミナール(演習)では調査・分析能力をさらに高めていきます。また、それぞれの学問的な関心に応じて他プログラムの科目も履修することで、様々な課題に対して学問的知見を活用するときに必要な分野横断的な思考力も鍛えていきます。こうした複線的な学びを通じて自身の学びを深め、あなたが問うべき課題を見つけ出し、4年生で取り組む卒業論文の執筆につなげます。

学びの総仕上げ年生

学びの成果をまとめ、発信する一年。自信を胸に、学び続ける人間に

これまでの学びの成果にもとづいて、卒業論文を執筆します。そのプロセスで、専門的な知識をさらに深めていくことによる専門性の向上はもちろん、倫理的な思考力や課題に対する解決能力、そして自身の考えや意見を他者に適切に伝える表現力など、社会で必要とされる能力を身に付けます。くわえて卒業論文発表会も行われます。共に学びを深めてきた同志として、学生と教員が同じ空間で、あなたの学びの成果について活発に議論します。あなたが大学に入学する前には想像していなかったレベルの成長を実感できるでしょう。

学習支援

自律学習支援センター(OASIS)

語学を中心にマルチメディアの教材が豊富に揃っています。自習用スペースなので、いつでも利用できます。