特色ある学びのしかけ
Unique learning mechanisms

学部が提供する多彩な「学びのしかけ」

人文社会科学の学びをより深め、広めたいひとのために

人文社会科学部では、中学校・高等学校の教員や学芸員にかかる資格を取得するための学修課程のほかにも、人文社会科学の学びをより深め、その成果を大学卒業後にも直接活かしていけるような力を育む多彩な学びのしかけを用意しています。
主なものとして、以下に紹介する「EPIC」「日本語教員養成課程」「多文化交流コーディネーター養成プログラム」「自律学習支援センターOASIS」があります。いずれも、どのコースに在籍する学生でも、通常の学修と重ね合わせて取り組んだり利用したりできます。

EPIC (English Program for International Communication)

「専門英語(EPIC)」は、中級上・上級レベルの学生のために、ネイティブスピーカー教員3名が緊密に連携して実施する、集中型英語学習プログラムです。学期はじめに適性試験(スピーキングとライティング)を行い、能力と意欲に基づいて24名までの受講可能学生を選抜します。受講生は、英語4技能(聞く・話す・読む・書く)に関する科目と応用コミュニケーションに関する2科目の計6科目を1学期間で集中的に履修します。6科目すべてB(良)またはそれ以上の成績で合格し、CEFR-J(日本版ヨーロッパ言語共通参照枠)レベルB2.1以上の言語運用能力があると判断された学生には、高知大学より特別証明書を授与します。

 

EPIC

 


 

日本語教員養成課程

みなさん、日本語教師を知っていますか?日本語教師は日本語を母語としない外国人等に日本語を教え、日本の文化や習慣を伝える仕事です。だれかの役に立ちたい人、いろいろな国の人と交流したい人に向いています。国内だけでなく、世界中の様々な国で働くチャンスが得られます。高知大学では1998年度に日本語教員養成が始まり、現在、多くの卒業生が国内外で日本語教師として活躍しています。みなさんも高知大学で日本語教育について学んで、世界の人々と日本を繋ぐ架け橋になりませんか。

 

日本語教員養成課程

 


 

多文化交流コーディネーター養成プログラム

「多文化交流コーディネーター」は、本学において「国際人材育成」の一貫として2022年度に新設された称号です。この称号は、「多様な文化や価値観を理解し、多様な人々との交流を企画・運営等を含んで実践できる人物」を大学が認定するものです。関連する科目の単位取得と文化交流の活動報告を行い、審査を経て認証された学生に授与されます。称号を取得した学生には、将来、地域文化交流、グローバル文化交流、多文化共生社会の構築に関わる国際的な、あるいは地域社会での活躍が期待されます。

 

多文化交流コーディネーター養成プログラム

 


 

自律学習支援センター(OASIS)

語学教材を豊富に揃えた図書室・自習用スペースです。教材の利用・貸出しはもちろん、外国語学習のための交流プログラム(留学生や海外大学生との交換レッスンや、楽しいイベントなど)を企画し、対面・オンライン両方で異文化交流もサポートしています。また、英語力アップのための各種英語検定試験対策の講座や個別学習相談なども行っています。

 

自律学習支援センター(OASIS)

 


 

国際社会実習

国際社会コースでは、「国際社会実習」という科目名のもと、国内外をとわずさまざまな形で実習の授業を用意しています。

 

国際社会実習

 


 

修士短縮プログラム

「修士短縮プログラム」とは、「大学院早期履修制度」と「大学院早期修了制度」を組み合わせることで、修士課程の通常の在学期間(2年間)を1年間に短縮し、大学院修了資格(修士号)を早期に取得できるプログラムです。

 

修士短縮プログラム