高知大学人文社会科学部
在学生の活動
私は半年間、台湾の東海大学に交換留学し、現地の日本語学習者と交流する機会を得ました。自分自身も留学生として中国語を学びながら、日本語学科の授業を現地の学生と一緒に受講しました。特に会話の授業では授業のサポート役として参加し、学習者の母語やレベル、到達目標に応じた指導方法を実践的に学ぶことができました。その過程で、自身の教え方や知識の不足にも気づくことができたように思います。また、学生が日本のどういった文化に関心があり、知りたいと思っているのかを直接聞くことができ、日本を外から客観的に見つめ直す視点を得ることができました。さらに卒業論文ために調査も行い、学びを研究に活かす機会にも恵まれました。留学を通じて、学ぶ側と教える側、双方の立場を経験したことは、海外での日本語教育への理解を深めるきっかけとなりました。

現地の学生と留学生でピクニック

中国語のクラスメイトと夜市
掲載日 2025.11.18