高知大学人文社会科学部では、9月21日~28日まで、ハルピン~北京にて「国際社会実習(スタディ・ツアー)」を実施しました。
高知大学は2024年より、ハルピン師範大学と大学間協定を結んでおり、2024年9月には高知大学人文社会科学部の教員1名と学生2名がハルピン師範大学を訪問し、温かい歓迎を受けました。そして2025年4月からはハルピン師範大学東語学院(東アジア学科)の3名の大学院生が人文社会科学部で学びました。今回は、学生・大学院生計7名が引率教員1名とともにスタディ・ツアーに参加し、現地の学生たちと交流するとともに、各自がテーマを設定して調査を行いました。
9月21日から24日まで、ハルピン師範大学を訪問し、学生交流を行いました。

ハルピン師範大学の大学院生の案内でハルピン市内を散策








ハルピン師範大学主催の歓迎交流会




人文社会科学部の学生による中国語のスピーチと集合写真


9月25日に高速鉄道で北京に移動し、26~27日に万里の長城と故宮を参観しました





帰国後、参加者は各自のテーマに基づいてレポートを作成します。
参加者の感想
◯今回、初めての海外で言語や文化に不安もありましたが、現地の学生さんなどの温かいサポートのおかげで、安心して様々な体験をすることができました。毎日がとても楽しく、学びと発見にあふれた1週間でした。
◯初めての海外で緊張しましたが、教授や現地の学生さんがいてくださったおかげで安心して滞在できました。中国には、広大な土地を活かした、非常に大きな建造物や公園などがあることが日本とは異なる部分だと思いました。今回訪れた場所では、本当にどの風景も新鮮に感じられ、大変心を躍らされました。このスタディ・ツアーを通して、また中国へ行きたく思ったし、他の国へも行ってみたくなりました。
◯自分は今回初めての海外で、日中の関係もあり不安が大きかったです。しかし現地の人々は想像以上に親切で優しく、スタディ・ツアーのメンバーの皆さんも何度も助けてくださいました。おかげで、無事楽しく締めくくることができました。「踏み出せば意外と何とかなる」というのが、今回のツアーでの学びです。この経験をもたらしてくれた全てのものに、感謝を。
◯ハルピンでは現地の学生の皆さんと親しくなることができ、とても充実した時間を過ごせました。北京では万里の長城に登ることができましたし、本場の中華料理も堪能できて大変楽しかったです。このスタディ・ツアーを通じて参加者の皆さんとも親睦を深めることができ、非常に有意義な経験となりました。
◯ハルピンでは大学院生の方が優しく案内してくださり、中国語がほとんど喋れない自分でも、中国の文化やおいしい食べ物など様々なことを知ることができて有意義な時間を過ごせたと感じました。このスタディ・ツアーを通して、一緒に行った仲間と仲を深めることで、コミュニケーション能力を高めることができ自分自身成長できたと感じました。また、このことをきっかけに言語力の向上を目指してもっと勉強したいと思いました。