教員紹介
Teaching Staff

教員紹介

人文科学コース
日本語・日本文学プログラム
北﨑 勇帆

専門
日本語学
「日本語学」は「英語」や「中国語」といった科目のようにして日本語を学ぶ、すなわち「日本語の勉強をする」や「日本語の正しい使い方を知る」学問ではなく、日本語という言語そのものを客観的な分析の対象にする研究分野です。「日本語」と一口に言っても音・語・文法・文体・文字など切り口は多岐にわたり、今の日本語なのか、過去の日本語なのか、今と言っても共通語なのか、方言なのか、過去と言っても万葉集の時代なのか、源氏物語の時代なのか、近松門左衛門の時代なのか、夏目漱石の時代なのか……、その対象は種々様々です。
私はその中でも、日本語の文法の歴史について研究する「文法史」を専門としており、現在は特に、「日本語の文構造の歴史的な変化」、「文体の差による文法変化の現れ方の違い」といった問題について研究を進めています。

主な授業題目と内容紹介

日本語学概論
日本語の様々な側面が、現代ではどのようであり、そして、その現代語のあり方はどのような歴史的経緯によるものなのか?という諸問題を、自らの手で分析しつつ学んでいく講義です。
日本語史
「係り結び」「助動詞」「活用」といった、日本語の文法の歴史における重要なトピックの歴史をタテに見ていく講義です。ときには共通語の歴史に限らず、諸方言や他言語との類似点・相違点も見ていきます。
日本語の今と昔
日本語の歴史をヨコに見ていく講義です。ある時代の日本語を残す資料にはどのようなものがあるのか?当時の音、語、文法はどうであって、現代とはどのように異なるのか?といったことを、具体的な資料を用いて体感し、明治時代、江戸時代、室町時代、……と、順々に昔へと遡っていきます。
日本語史演習
学生の発表が主体となるゼミナールです。上の講義で学んだ知識を駆使して様々な文献・資料から問題となる現象を捜索し、学生なりの一つの「歴史」を記述することを目的としています。

卒業論文題目例

・助詞「の」による同格構文の通時的変遷
・佐竹一男著「小筑紫村の方言と習俗」を主資料とした高知県小筑紫方言の研究

コースプログラム制

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