教員紹介
Faculty Members

 

【社会科学コース】 経済政策プログラム

田中 康一(たなか こういち)

 

専門

経済政策

より具体的な専門は産業立地論及び地域経済論。主に、企業の諸機能の担当部署(例:経営企画部、人事部、生産管理部、製造部など)の立地メカニズム、及びそれらの立地の変化が地域経済等に与える諸影響について研究しています。

 

 

主な授業題目と内容紹介

地域経済論(プラットフォーム科目)
この授業では、地域経済の現状と課題、及び課題解決(地域経済活性化)のための方策等について学びます。より具体的には、地域経済の発展・衰退のメカニズム、地域経済活性化のための方策(地域資源の活用、企業誘致、中心市街地の活性化、観光による地域活性化、その他)について学びます。
産業立地論(専門選択科目)
この授業では、まず産業立地のあり方と、地域経済・日本経済の発展・衰退との間に、密接なつながりがあることを説明したのち、工業の立地、商業・サービス業の立地、農業の立地、日本の産業立地の変化、産業立地政策、その他について学びます。

卒業論文題目例

・企業立地理論と高知県の企業の実際
・ジーンズ産業による地域活性化・日本におけるコンパクトなまちづくりの現状分析に関する一考察
・サブカルチャーコンテンツによる地域活性化とその高知県への応用についての一考察
・商店街とショッピングセンターのあり方に関する一考察
・林業による地域活性化に関する一考察
・空き家問題対策による地域活性化に関する一考察
・地域活性化における地域団体商標制度の活用と地域ブランド化に関する一考察

その他

田中ゼミでは講義等で得られる知識を活かして、地域活性化活動を実践しています。
・例①:高知市中心商店街の皆様ほかのご協力を得て同商店街活性化のためのイベント(人を集める「のど自慢大会」(2年生が担当)と集まった人々の入店を促す「ワンコイン商店街」(3年生が担当))を企画・運営(同時開催で相乗効果狙う)。
・例②:高知市役所(地域活性推進課)や地域団体ほかの皆様と協働で高知市内の人口減少地域(長浜・御畳瀬・浦戸地域)活性化のためのイベント「なぞときウォークラリー」の企画・運営)。
・例③:高知県観光PR動画の企画・制作・公開。
以上ほかの活動を通じて、学生たちは企画力、実行力、コミュニケーション力など、学生時代はもちろん、卒業し社会に出てからも大いに役立つ能力と自信を得ることができます。