教員紹介
Teaching Staff

教員紹介

人文科学コース
歴史・地理学プログラム
吉尾 寛

専門
東洋近世近代史
(いまの研究上の関心事)
① 中国民衆運動の史実集積と動態分析
② 明清時代の地方史料よりみた台湾における海流の認知の歴史―黒潮を中心に―
③ 土佐からみえる近代の中国と日本の交流(変法派知識人の書簡の復元を通して)
④ 内藤湖南の中国文化史論と同時代の中国
⑤ 王朝財政と会計―電算処理を手法とした明代の会計数値の読解―

主な授業題目と内容紹介

東洋史概論Ⅱ
14-18世紀を中心に中国専制国家の最終段階の特徴について解説します。
東洋近世近代史
西洋・日本の歴史を視野に入れて、中国近世近代史の特徴について解説します。
アジア文化史Ⅱ
文人画の誕生を中心に、中国近世の絵画史について解説します。
東洋史学の現在
東洋史学における学界動向をその現在的意味を含めて解説します。
東洋近世近代史基礎演習
中国近世近代史を学ぶための基礎的知識、調査方法等について解説し、学生の人には簡単な史料を読解します。
東洋近世近代史演習
明清時代の地域社会のリーダーに関する専門論文を学生の人と輪読した上で、関係する史料を講読します。

卒業論文題目例

【明・清時代〈主にアヘン戦争以前〉/同時期の台湾】
・「『明実録』にみえる「民奏」について」
・「官僚の“交章”行為から見た明代政治問題―科道官体系の成立過程を通して―」
・明代塩政における「綱法」についての一考察」
・「明代北辺における板升について―板升形成地に基づく「半農半牧」と衰退への一考察―」
・「祝允明と『志怪録』―明代江南社会についての一考察―」
・「『志怪録』から読み取れる明代の民衆の精神世界」
・「中国近世における扶鸞の思想に関する一考察―救劫・末劫思想との関連に論及して―」
・「『明史稿』列女伝と明代史の諸問題との関係性について」
・「『亡室沈安人伝』から見る女性とその教養についての一考察」
・「明代の文人画家、沈周に関する一考察」
・「文人画家董其昌における官僚としての一側面」
・「明の遺民画家 八大山人の『狂疾』問題」
・「明清時代の東シナ海を中心とした国際秩序についての近年の視点」

【近代:清・アヘン戦争~辛亥革命・中華民国成立~五四運動以前/同時期の台湾】
・「19世紀清朝におけるアヘン吸飲の構造的拡大とイギリスの論説」
・「乾隆年間から道光年間にかけての台湾鹿港の商業活動」
・「日治時代台湾における製糖業の展開と鉄道敷設」
・梁啓超における『合群之徳』について―『十種徳性相反相成義』を踏まえて―」
・「清末天津における消防組織」
・「孫文の鉄道計画をめぐる諸問題」
・「辛亥革命における女子軍の創出と活動」

【現代:五四運動~中華人民共和国成立~現在/同時期の台湾】
・「中国近現代史におけるミッションスクールの役割」
・「『梅津・何応欽協定』前後における中国国民政府の華北政治―」
・「カリスマとしての毛沢東―延安整風運動を中心に―」

(参考:修士論文)
・「〈沿海岸港〉としての鹿港の盛衰」
・「明代万暦年間における塩法改革と商人―袁世振の改革原案を中心に―」

コースプログラム制

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