英語を勉強したいのですが、人文科学コースと国際社会コースとを迷っています。どのような違いがありますか? | 授業内容・カリキュラム |
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一口に「英語を勉強する」と言ってもその中身はかなり幅広いので、英語の何を勉強したいのか、どのように勉強したいのかによって、どちらのコースがより適しているのかが決まります。人文科学コースの場合、「英語を勉強する」のであれば、英米文学プログラムの授業を中心に学ぶことになります。このプログラムで学ぶことができるのは、イギリス・アメリカを中心とした英語圏の文学作品・映像作品、言語としての英語そのものを対象とした英語学です。詳しい内容については英米文学プログラムのページ(リンク)を参照してください。 文学作品を読むことや作品を通してその背景にある文化を考えること、あるいは英語という言語を分析することに興味があるのであれば、人文科学コースが適していますし、英米の文学・文化と関連させて哲学・思想や歴史、日本文学などを併せて学びたいという場合も人文科学コースが適しています。 幅広い分野・領域を学ぶことができる国際社会コースの場合、英語の学び方も多様です。コミュニケーションに必要なツールとして実践的に学ぶ、あるいは英語圏の文化や社会を理解するために学ぶ、さらに身につけた英語力を駆使して異文化間やグローバル化に伴う諸問題にアプローチするなど、様々な学び方があります。実践的な英語力を身につけたいと思っている人はもちろん、異文化やグローバル化に関心があり、その中で英語を学びたいと思っている人は国際社会コースが適しています。 それぞれのコース、どちらの内容にも興味があるという場合は、コースを越えてプログラムを選択することもできますが、その場合も自分の興味の中心はどこにあり、どちらに軸足を置いて4年間の勉強を進めたいのかを考えてコース選択をしてください。 | |
英米文学プログラム |
人文科学コースを卒業した場合、どのような進路がありますか? | 進路 |
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中学・高校の教員になる卒業生が他コースと比較して多いですが、公務員や企業に就職する卒業生の方が数としては多く、就職先の業種は多様です。また、大学院へ進学する、家業を継ぐ、専業主婦になるといった卒業生もいます。企業名など詳しくは、各プログラムのページにある「進路、就職先」についての記述などを参照してください。 |
人文系の学部・コースは就職に不利だと聞いたことがありますが、人文科学コースの学生であることが就職活動で不利に働くことはありますか? | 進路 |
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業種や仕事の内容によっては特定の学部に絞った採用が行われることはありますし、企業はそれぞれに採用の基準を持っていることと思いますので、特定の学部・コースを排除するような採用活動を行っている企業がないという断言はできません。大学で特定の領域の学問を修めていることが求められる仕事をしたいという志望があり、そのような企業への就職を考えているということであれば、それに基づいた学部・コース選びをすることが重要であることは言うまでもありませんが、そうではない場合は就職に有利かどうかだけを考えて学部・コースの選択をする必然性はあまりないと思います。実際に卒業生が就職した企業からは、「仕事ですぐに使うような知識や技能は就職してから身につければよい」「大学4年間は自分のやりたいことをやって人間的に成長することが最も大切だ」といった声もよく聞きます。学生を学生自身の持つ能力によって正当に評価できる企業への就職を、大学としてもバックアップします。 |
人文科学コースで日本語教員養成課程を履修するにはどのようにすればよいですか? | 授業内容・カリキュラム |
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所属するコースや履修するプログラムにかかわらず、所定の授業を履修して単位を取得することで日本語教員養成課程単位取得証明書が交付されます。履修しなければならない授業は、共通教育科目、プラットフォーム科目や人文科学コースの専門科目もありますが、多くは国際社会コースの専門科目です。専門的に勉強するプログラムで卒業のために必要な授業を取りつつ、並行して日本語教員養成課程のための授業を取っていくことになりますので、4年間を通して計画的な履修をしてください。 |
心理学プログラムで、認定心理士や臨床心理士の資格を取得することはできますか? | 免許・資格 |
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人文科学コースでは、認定心理士の取得に必要な科目全ての単位取得ができないため、認定申請ができません。しかし、人文科学コースを卒業してから、他大学で必要な単位を取得すれば申請することは可能となります。また臨床心理士を取得するには、大学を卒業するだけではなく指定された大学院を修了して資格試験に合格する必要があります。詳細は日本臨床心理士資格認定協会のホームページを参照してください。人文科学コースを卒業して、指定されている大学院に進学し資格取得を目指すことは可能ですし、実際に進学した卒業生もいます。 | |
日本心理学会のホームページ 日本臨床心理士資格認定協会のホームページ |