修了までの流れ

幅広い知識や視野の獲得を目指す

 

1年次に「アカデミック・リサーチ入門」で、必要なスキルの習得を「統合高知研究」で高知県をフィールドに共同調査を行い、幅広い知識や視野の獲得を目指します。
人文科学と社会科学とを融合した本専攻の基盤的科目で、いずれかも、人文・社会科学の多様なバックグラウンドを持った学生・教員が交流できる場となります。
「特別研究」では、指導教員の指導のもと、修士論文作成につながる研究指導が行われます。
以上の必修科目と並行して、研究に必要な選択科目を履修していきます。

 

学問領域が新しい!
ースペシャリストでありながら、複眼的視野をもつー

本大学院は、人文科学・社会科学の学問的2領域を統合する組織としました。それが「1専攻3コース」制です。
「人文社会科学専攻」として1専攻 にすることにより、学問研究領域の範囲を広くし、その中で、個々のテーマを自由に組み合わせたり、融合することができます。
21世紀の課題に柔軟に対応でき、複眼的視野を持った優れた人材が育っていくことを期待しています。

オリジナルな共通科目が新しい!
ー足元を見つめ、世界を考えるー

本専攻には、独自の「共通総合科目」が用意されています。これは一言で言えば、人文科学と社会科学とを融合する科目で、「アカデミック・リサーチ入門」と「総合高知研究」とで構成されています。
「アカデミック・リサーチ入門」では、文献を素材にした調査・報告・討論を通じて、基礎的な研究技能を高めることを目標としています。また「総合高知研究」では、"高知"を素材にしたエクスカーションを通じて、幅広い知識や視野を獲得することを目指しています。
共通総合科目の活動成果については、『総合高知研究 研究報告集』という形でまとめています。

プロジェクト研究について

大学院生が複数教員による共同研究グループに参画しながら実践的な研究指導を受け、修士論文を作成する

 

本専攻では、「特別研究」の代わりに「プロジェクト研究」を選択することができます。
従来、志願者は独自のテーマを掲げて入試に臨み、合格・進学後は「特別研究」で指導を受けてきました。
それに対して、この「プロジェクト研究」は、共同研究テーマの中から選択して入試に臨み、合格・進学後はプロジェクトに参画することで、複数教員の指導を受けながら修士論文を作成するというものです。

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