教員紹介
Teaching Staff

教員紹介

人文科学コース
哲学・思想プログラム
武藤 整司

専門
倫理学
第一の課題は、デカルトを中心に据えた西洋近世哲学史の総合的研究です。第二の課題は、倫理学の諸問題を「人間性」をめぐる問題と捉えて、できる限り具体的に思索することです。第三の課題は、生涯学習に関する課題を学問論の文脈につなぐことです。最近では、日本映画の分析を通して、戦後の日本人の倫理観の変遷について思索しています。さらに、居場所論の文脈から人間本来の生き方とは何かを研究しています。

主な授業題目と内容紹介

倫理を考える(共通教育)
受講生が、重要な倫理問題について、基礎的な知識を獲得ながら自分で考える習慣をしっかりと身につけることを目標とする。
核時代の倫理(共通教育)
受講生が、エネルギー問題の幅広い理解を前提として、核兵器や原発の問題を、歴史的な観点・現状の把握・未来への展望などを通して深く思索するようになることを目標とする。
倫理学概論
Iでは、倫理学における主要な概念(正義・義務・権利・自由・愛・幸福など)を吟味・検討する。Ⅱでは、応用倫理学(生命倫理学・環境倫理学・情報倫理学などを扱う)の諸問題を具体的に模索する。
倫理思想史
古代から現代に至る、西洋の思想家の倫理説を、歴史的に概観する。
基礎倫理学
現代日本の倫理問題を、具体的事例を通して理解・検討する。
思想論基礎演習(オムニバス)
良質な古典や現代の論考を読み解く技術を修得する。
倫理学演習
歴史上に現われた定評ある哲学書(とくに倫理を扱っている書物)の講読を通して、倫理に関わるさまざまな問題を参加者同士で議論する。

卒業論文題目例

ふたつの系列があります。ひとつは「作品論」で、定評ある哲学書や文学書などの内在的研究を目指します。もうひとつは「現代批判」で、主として社会問題や倫理問題をめぐる主体的な考察を目指します。
・「パウロにおける愛の概念について」
・「生きる時間 ーセネカ『人生の短かさについて』をめぐってー」
・「マキアヴェリにおけるヴィルトゥとフォルトゥナ」
・「デカルトにおける想像と感覚」
・「ルソーの人間観」
・「性差と性差別に関する倫理的考察」
・「虚構の「正義」 ー日本の死刑制度を考えるー」
・「動物愛護における人間の責任」
・「シンガポールの芸術実践と国家の影響」
・「ジェンダーフリーを超えて」

コースプログラム制

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