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2022.03.23
岩佐和幸ゼミナール(国際社会コース)の報告書を掲載しました。

岩佐和幸先生のゼミナールでは毎年ゼミナールで報告書を作成しています。今回、2021年度版報告書『見えない格差を可視化する ─ 子どもの食格差と災害情報格差を中心に ─』が届きました。学部ホームページへの掲載にあわせ、岩佐先生や学生からコメントが寄せられました。報告書本体とともにお読みください。

 

岩佐和幸先生

「岩佐和幸ゼミでは、毎年、フィールドワークを通じて地域からグローバルな問題を考える取り組みを行っています。2021年度は、2・3年生 15 名が参加し、2班に分かれて調査を行いました。

今回のテーマは「見えない格差」。コロナショックで表面化した格差問題に着目し、①子どもの貧困を背景とする食の格差と、②視覚・聴覚障がい者や外国人が直面する災害時の情報格差について調査を行いました。

食の格差については、子どもの貧困問題やフードバンク、子ども食堂等の中で注目されるテーマですが、岩佐(和)ゼミでは、公共食としての学校給食に焦点を絞り、その意義と課題を、高知県の実態に即して検討しています。

他方、災害情報格差については、自然災害の中での情報格差が命の選別をもたらすことに注目し、南海大地震への防災対応が迫られる高知県内の現状と課題を検討しています。

希望する方には冊子をお分けいたしますので、遠慮なくご連絡いただけると幸いです。」

 

 連絡先:高知大学人文社会科学部国際社会コース

     岩佐和幸研究室

     e-mail:kiwasa@kochi-u.ac.jp

 

第I部責任者:小松宝愛さん

「現在の世界には、様々な格差問題が存在し、多くの人が苦しみ嘆いています。私たちは今回、そういった多くの格差の中でも子どもの貧困に注目し、その打開策の1つとして学校給食を提案しました。学校給食と言えば多くの人が経験したことがあると思いますが、その形や形態は様々であります。高知県にはどのような学校給食があるのか、どのような取り組みがされているのかを調べ、なにが子どもの貧困に有効なのかを考えました。そうして見えてきたのは、学校給食には、様々な可能性があるということです。この可能性は、子どもたちを貧困の連鎖から救い出し、子どもたちに良い影響を与えるものでありました。未来ある子どものたちのためにも、ぜひご一読いただき、学校給食の可能性を見直すきっかけにしていただければと思います。

 

第II部責任者:若狭 朋実さん

「第II部では、「災害時の情報格差―視覚・聴覚障がい者、外国人の視点から考えて―」というテーマで調査を行いました。東日本大震災の経験から、災害時の情報格差というテーマを見出し、今回はその中でも、視覚・聴覚障がい者と外国人移住者に焦点を絞って調査研究を行っています。高知県で行政、支援者、当事者それぞれにヒアリング調査を行い、その結果から、防災面での現状と課題を検討しました。高知県では、南海トラフ地震による甚大な被害が想定されており、事前の備えの重要性が声高に叫ばれています。その備えのひとつとして、情報格差対策は必要不可欠ですが、それが当事者にとって本当に必要な対策でなければ、全く意味がありません。この調査から見えた取り組みと実態の乖離、そしてそれをどのようになくしてゆくかを私たちなりに検討し、報告書にまとめました。」

 

岩佐和幸先生(右端)と第II部担当の学生たち

 

岩佐和幸ゼミナール『報告書』一覧

 

 

 

 

 

 

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