企業活動から生じる社会的な課題を発見し
解決するための専門的な能力を高める
経営・会計プログラムでは、継続的な企業活動を可能とする企業内の仕組みを考えるとともに、企業外からの規制や関連する集団との関係性の維持のために必要な要因について理論的、実践的に学びます。本プログラムの特徴は、こうした仕組みや規制、関係性を制度の一部としてとらえ、個別の要素を分析するだけでなくより広い視点から複合的にとらえることができる能力を育成することにあります。
このために本プログラムでは、経営学や会計学の理論や分析手法について学び、フィールドワーク等を通して制度上の問題点を明らかにします。また、少人数教育(ゼミ)では、専門性を高めるとともに、問題を解決できる能力を養います。
学べる科目 |
経営学概論、経営管理論、人事管理論、競争戦略論、比較経営論、企業システム論、マーケティング論、流通論、国際経営論、簿記原理Ⅰ、簿記原理Ⅱ、会計学原理、財務諸表分析、原価計算論、会計制度論、経営学基礎演習、経営学特殊講義、会計学基礎演習、会計学特殊講義、社会制度設計演習Ⅰ、社会制度設計演習Ⅱ |
APPEAL POINT
現代の私たちの生活にとって、企業は無くてはならないものになっています。多くの人が企業で働いていますし、企業が作った製品やサービスを普段から利用しています。では、企業の中で人やお金はどのように動き、製品やサービスはどのように作られているのでしょうか。経営学や会計学は、普段の生活の中で感じるような疑問を解決する鍵となるでしょう。
SEMINAR:的場ゼミでは・・・
- ゼミの概要
- 主に、企業のマネジメントや製造現場の実態を知ることを目標にしています。実際に現地に行ってフィールドワークをしたり、企業で働く人たちにインタビュー調査をおこない、働くとはどういうことか、人間らしく働くためにはどのようなマネジメントが必要なのかを考えたりします。また、現地に行くだけではなく、フレデリック・テイラーやアルフレッド・チャンドラーといった著名な経営学者の古典を読み、経営学の理論を学ぶことで、企業経営の現実と経営学の理論を突き合わせて考えながら本質を発見する力を身につけることを目指します。理論と現実のはざまで格闘することは、学問的な素養が身につくだけではなく、これから生きていくうえでのさまざまなシチュエーションで大切になってくると思います。
- 教員から
- 経営学の醍醐味の1つはなんといっても、企業経営の現場を訪問するフィールドワークです。既存の理論や報道レベルでは知られていなかった企業の現実を、だれよりも早く知ることができます。世界中でだれも知らないことをいち早く知ってみたいという好奇心のある方は、ぜひ一緒に学んでみましょう。
MESSAGE
ゼミ生の声
的場ゼミ
的場ゼミでは、企業訪問や本の輪読から、現在の企業が重視している点や雇用の在り方を学んでいます。また、それらを踏まえたうえで今後の日本における経営の仕組みについてグループに分かれながら議論を行っています。さらに企業訪問では、実際に行きたい企業のプレゼンを行うなど、興味のある分野の企業に行くこともできます。様々な視点から企業に対してアプローチを行い学ぶことができると感じています。