このプログラムでは、グローバル化する現代社会のあり方について、主に社会科学の視点と方法から考える力を培います。人・モノ・情報・お金・技術などがグローバルに越境するなかで、現代社会は多元化・複雑化・流動化しており、格差の拡大など多くの問題が生じています。こうした現代社会の実情と適切に向き合うために、多様なデータをもとに多角的に考えるための方法を、講義や国内外での実習を通じて習得していきます。具体的には、各種の文献や統計資料、映像資料などを幅広く収集し、批判的に分析する技術、フィールドワークや調査票調査、インタビューなどの調査を実施し、社会の実態についてのデータを自ら得る技術などです。これらの技術を駆使しながら、グローバル社会を批判的に考え、主体的に活動できる力を身につけることを目指します。
教 員 |
学べる科目 | 国際関係論、国際協力論、グローバル社会特殊講義、社会ネットワーク論、社会思想史、ラテンアメリカ経済社会論 |
私たちがいま生きているグローバル社会には数多くの課題があります。国と国の間の対立は鮮明になり、宗教をめぐる争いも激しさを増しています。また、各国で格差も拡大しています。そして、日本に暮らす私たちも、こうしたグローバル社会の影響からまぬがれることはできません。このプログラムではグローバル社会について腰を据えて学んでみたい人を歓迎します。様々な国・地域の専門家とともに、よりよい世界のために一緒に考えてみませんか?