社会科学コース
Social Sciences Course

経済合理性の観点から社会制度を見つめなおす

経済学は、企業や個人・政府がどのように行動し、その行動の結果が社会にどのような影響を与えるかを考察する学問です。経済学では物事をシンプルに捉え、経済主体の行動や関係性を論理的に把握する視点が重要となります。この視点は経済事象の分析のみならず、あらゆる問題の分析・対処に応用可能です。経済理論プログラムでは、ミクロ経済学、マクロ経済学、組織の経済学、金融論、ゲーム理論といった専門科目を学習し、そこで獲得した知識を少人数教育(ゼミ)において様々な現実問題へと応用していきます。様々な経済理論の応用手法を学ぶことで、物事を論理的に考えるための思考力と、複雑な社会問題に対して適切な対処策を考察・提言する能力を養います。

教 員
学べる科目 経済学概論、ミクロ経済学Ⅰ、ミクロ経済学Ⅱ、マクロ経済学、計量経済学、ゲーム理論Ⅰ、ゲーム理論Ⅱ、産業組織論Ⅰ、産業組織論Ⅱ、組織の経済学、金融論、国際金融論、自然資源の経済学、経済史、日本経済史、経済理論基礎演習、経済理論特殊講義、社会制度設計演習Ⅰ、社会制度設計演習Ⅱ

APPEAL POINT

経済学は、社会の様々な問題を客観的な立場から考えるためのツールを提供してくれます。少子高齢化や労働力不足、水産・森林資源の保護問題や犯罪・不正の抑制方法など幅広い領域の問題について応用できます。様々な社会問題がなぜ発生し、それらをどのように解決するべきかについて、自分の考えを整理して提案する力を養いたい人にオススメです。

SEMINAR:雨宮ゼミでは・・・

ゼミの概要 
当ゼミでは、ゲーム理論を使って組織や社会について考察します。ゲーム理論とは、利害関係があるなかでの意思決定やそれに係る問題を考察する分野、などと説明されますが、つまり、多くの人々からなる社会やグループについて考えるための道具の一つです。  
ゼミ活動の前半では、文献の輪読や問題演習など、道具を使いこなすための勉強をしています。後半では、卒業論文のテーマに係る作業やその進捗状況の報告をしています。ゲーム理論そのものはあくまで道具ですから、取り組むテーマは各ゼミ生の関心に応じて様々です。いかにも経済学らしいテーマを選ぶゼミ生もいますし、そうでない人もいます。担当教員の私は、そうしたテーマを考えるうえで必要な学習方法等をアドバイスしています。
教員から
経済学は、社会の諸問題を理解するうえでとても役に立つものです。社会の事柄に強い関心・興味を持つ方には、是非学ぶ機会を作って欲しいです。そのうえでより深く学びたいと思われた方は、ゼミ活動等を通じて一緒に勉強して下さればと思います。

MESSAGE

ゼミ生の声

雨宮ゼミ

最初は難しいと感じましたが、丁寧に理解していくことで、社会の仕組みを新たな視点を通して見られるようになってきました。私は空き家問題に関心があるのですが、学んだことを使って一味違う視点で考えてみたいと思っています。

 

コースプログラム制

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