2024.01.17
2024年1月24日(水)に、人文社会科学部講演会『名古屋入管スリランカ人女性死亡事件の不起訴処分について考える』を開催します
2024年1月24日(水)に、講演会『名古屋入管スリランカ人女性死亡事件の不起訴処分について考える』を開催します。ウィシュマさん死亡事件刑事告訴弁護団・国賠訴訟弁護団の指宿昭一弁護士をお迎えし、ご講演いただきます。この事件を通じて、日本の刑事司法の現状について考えます。
一般の方もご参加いただけます。興味がある方は是非ご参加ください。当日参加可能ですが、可能であれば問い合わせフォームより事前に参加をお申し込みください。
日 時:2024年1月24日(水)10時30分~12時00分
場 所:高知大学朝倉キャンパス 共通教育棟1号館3階 133番教室
参 加 費:無料
参加申込:当日参加可能ですが、可能であれば問い合わせフォームより事前に参加をお申し込みください。
講演概要:2021年3月6日、名古屋入管に収容されていた33歳のスリランカ女性ウィシュマ・サンダマリさんが死亡しました。長期にわたる収容の中で、食べても飲んでも吐いてしまうような状況で、飢餓状態に陥っていたのに、入管は点滴をしませんでした。その結果、ウィシュマさんは死亡しました。
遺族は、殺人罪で名古屋入管局長ら13人の幹部と職員を告訴しましたが、名古屋地検は「死因が不明」であるとして不起訴処分としました。その後、名古屋第一検察審査会が、不起訴は不当であるという決議をし、名古屋地検は再捜査をしましたが、再び不起訴処分としました。権力犯罪は断罪されにくいですが、特に本件は、検察官が幹部を占めている入管組織における事件でした。この事件を通じて、日本の刑事司法の現状について考えます。
(案内チラシはここをクリック)
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