2024.04.24
フィリピン共和国のベンゲット州を訪問し、調査研究と交流活動を行いました
2024年3月15~19日に、飯國 芳明副学長、人文社会科学部の岩佐 和幸学部長、堀 美菜准教授が、フィリピン共和国のベンゲット州を訪問し、現地で調査研究や交流活動を行いました。
3月15~18日には、学長裁量経費「外国人労働者との共生社会の構築―高知大学共生社会研究・教育センター(仮称)設置に向けて―」プロジェクトの一環として、ベンゲット州で元技能実習生の調査を実施しました。ベンゲット州は高知県と1975年より姉妹県州提携を結んでおり、本県では同州より研修生・技能実習生を長年受け入れてきました。そこで、現地出身で本県での技能実習を終えた元実習生の方々に直接お話をうかがった他、現地送出機関や州・地区農業局、卸売市場等でも送出に関する制度・背景についてヒアリングを行いました。
また、3月19日には、ベンゲット州政府において同州知事を表敬訪問しました。その後、ベンゲット州立大学を訪問し、学長の表敬訪問並びに国際交流室長、社会科学部長、農学部長・学科長、教員・スタッフの皆さんと、将来の大学間協定に向けた議論や、研究面での交流等、幅広い意見交換を行いました。
今後は、今回の訪問をベースに、科研費プロジェクト「外国人労働者と地域社会包摂-受入・送出双方向からの展望-」を展開し、本学部のプロジェクト研究を推進するとともに、ベンゲット州立大学との学術交流を同時に深めていく予定です。
ベンゲット州立大学にて
ベンゲット州政府の訪問
現地調査の様子
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